【噛むことの大切さ】
みなさんこんにちは^^
★みなさんは食べ物をよく噛んでいますか?
食べ物をよく噛んで味わうことを咀嚼(そしゃく)と言います。
忙しさのあまり、食事にかける時間が短い早食いや、噛む回数が少なくて
流しこむような食べ方になっていませんか?
通常、一口で何回くらい噛んでいるのか意識しながら食べていてください。
弥生時代に比べ、現代の1回の食事で噛む回数は
6分の1以下に減っていると言われています。
弥生時代と違って、軟らかい食べ物が好まれる昨今、
それほど噛まなくて良い食品が多いのも事実です。
この様にあまり噛まない生活では、全身の健康にどのような影響を与えているのでしょうか?
★あごの発達
顎の骨は小学校低学年の頃から急速に成長します。
この時期に「よく噛む生活」をしていれば顎の発達に効果的なのですが、
あまり噛まなくてよい軟らかい食べ物を好む最近の食生活では、
あごがあまり使われません。
そうすると、顎が十分に発達しないことがあります。
しかし、昔の人とはの大きさや数は変わらないのですから、顎が小さければ
歯並びや噛み合わせの悪い口になってしまうと言われてます。
★唾液
よく噛むことで分泌される唾液には、食事で酸性に傾いたお口の中を
中性に戻す中和作用や、口のなかをきれいにする洗浄作用
溶け出した歯の表面を再石灰化させる作用などがあります。
これは虫歯や歯周病の予防に役立っています。
また唾液には、発がん性物質の毒素を弱めたり、
有害な細菌の発育を妨げる有効成分が含まれています。
まるで万能薬のような唾液がよく噛めばたくさん分泌されます。
★脳の働き
昔から「よく噛むと頭がよくなる」と言われますが、
頭がよくなるわけではなく、噛むことで脳の働きがよくなるのです。
脳細胞が活性化されて頭がすっきり冴え渡るため、
噛むことは老人性痴呆の予防にも効果があると言われています。
★噛むことの効用
このように、「噛む」ことは必要であり、大切なことです
歯ごたえのある食品も取りまぜ、バランスの良い食事を、ゆっくりよく噛み砕いて食べる習慣を身につけましょう。
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