【親知らずは抜いた方がいいの?】
こんにちは🏵
皆さんは、親知らずを抜いた」という話を聞いたことはありますか?
親知らずと言うのは、1番奥に生える永久歯のことで、
専門的には智歯や8番と呼ばれています。
基本的に「歯は抜かずに済むなら抜かない方が良い」のですが、
その割に、親知らずに関しては抜歯した人が多いと思いませんか?💭
何故、親知らずは抜くことが多いのでしょうか?
その理由として親知らずの特徴が3つ挙げられます。✋
【親知らずの特徴①】
「生え方に問題があることが多い」😱
通常、歯は真っ直ぐ生えているのですが、親知らずは歯の大部分が歯茎の中に埋まっていることや、真横に生えていて噛んでいないことが多い。
歯は噛むために存在するので、どの歯とも噛みあっていないとなると、
何の役にも立っていないことになります⚠️
【親知らずの特徴②】
「虫歯や炎症の原因になり易い」💦
特徴①とも関連しますが、生える方向に異常があることが多い上に、1番奥なので、歯磨きがしにくい悪い傾向にあります。
そのため、親知らずは虫歯になったり歯周炎を引き起こすことがとても多い。
さらに、この清掃不良は7番(親知らずの1つ前の歯)にも影響し、虫歯や知覚過敏などで7番の神経を抜く原因になることも少なくありません😣
全ての歯の中で、下顎の7番が最も寿命が短い(早く抜歯になる)と言われていますが、その原因の1つが親知らずと言われています。
【親知らずの特徴③】
「歯の形態が決まっていない」😈
歯の形や根の数は、部位によって基本的に決まっていますが、親知らずは決まっていません。
さらに歯の神経の形も非常に複雑なため、1番奥に生えていることも相まって治療の難易度が非常に高い。
以上のことから、親知らずは抜歯した方がよいことが多い。
ちなみに、親知らずを抜くのであれば早い方がオススメです。
理由は3つ。
①親知らずがある限り炎症を起こしては治ってを繰り返す。
②長く放置すればするほど7番が虫歯になる可能性が高くなる。
③高齢になると、歯と骨が癒着して抜くのが大変になる可能性が上がる。
今後の人生で、最も若いのは今なので、患者様のお身体のためにも早めの決断を推奨します🌸
ここまで、親知らずを抜く理由についてお話しして来ましたが、親知らずだからと言って全て抜いた方が良いとは限りません。
綺麗に生えてちゃんと噛んでいる場合や、歯ぎしりなどで他の歯に強い負担がかかっている場合などはメリット・デメリットを総合的に判断して、抜歯をしないこともあります🌙
気になるときは、歯科医院で相談してみて下さい☕️
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