【ガンの治療でお口のトラブルが起こる?】
こんにちは!
名古屋ホワイトニングサロン栄本店です☆☆
現在日本人の死因第一位を占めているガンですが、
日本人の二人に一人は一生のうちにガンになり、
三人に一人はガンによって亡くなるということがわかっています。
しかし、ガン治療時に重い副作用を起こすことがあり、
お口の中にも影響を及ぼすことがあります。
今回はそのガン治療によって起こるお口のトラブルについてご紹介していきます。
ガンの治療法としては、
・手術療法
・化学療法
・放射線療法
と三種類が主な治療法として行われており、
これはガンの三大療法と一般的に呼ばれています。
かつてはガンに侵されてしまった組織を手術で取るという方法が一般的でしたが
近年では抗がん剤を使ってガン細胞を死滅させる化学療法、がん細胞に放射線を当てて
がん細胞を死滅させる放射線療法も多く行われています。
抗がん剤や頭頸部の放射線治療によって起こりやすいお口のトラブルとして
次のようなものが挙げられます。
◎口内炎
抗がん剤の副作用や放射線治療による唾液の減少により、
お口の中の自浄作用や免疫作用が落ち、口内炎ができやすくなります。
重度の口内炎を起こして抗がん剤の減量や治療計画を変更せざるを得ない場合もあります。
◎虫歯、歯周病
唾液が減ることにより、プラークが溜まりやすい環境となり
虫歯や歯周病にかかりやすく、進みやすくなり
それによって痛み、歯茎の腫れを起こすこともあります。
◎味覚異常や口腔内の違和感
唾液が減ってしまうことにより、味覚を感じる細胞にも影響がおよび
味覚を感じにくい、味の感覚がおかしくなるといった症状も起こりやすくなります。
また、口の中が乾燥してしまうことにより、口の中の違和感を感じやすくなります。
◎カンジタやヘルペス
唾液の減少、免疫力低下により、日和見感染が起こりやすくなり
カンジタやヘルペスができやすくなります。
◎顎骨壊死
顎の骨が放射線治療を受けることで壊死してしまい
抜歯をしなければいけなくなることがあります。
これは放射線治療後、何年経ってもリスクがあると言われています。
このように、ガン治療によってさまざまな副作用が起こりやすくなるため、
ガン治療を始めてトラブルが起こってから対処するのではなく
少しでも状況を悪くしないように治療が始まる前から
お口の状態を健康に保っておくことが大事です。
口内炎に関しては、ガン治療を受けるとどうしても起こってしまうため
お口の中を綺麗に保つ、お口が乾燥しないように水分をこまめに取る、
痛みに対しては痛み止めを服用する、といったことで対処していきます。
ガン治療によってお口の中に症状が出てしまった場合は、
なるべくこまめに歯科に通い、
お口の環境を整え悪化を最小限に止めることが大切なのです。
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