【オーラルフレイルとは？？】
こんにちは！
オーラルフレイルとは、「口腔の虚弱」という意味の2つの英単語を掛け合わせた言葉でお口を介して起こる体の衰えを表しています。
口腔機能が衰えると全身の虚弱につながるという考えで、老化の始まりを表す重要なサインとして近年注目されているそうです。
オーラルフレイル状態になり、それをそのまま放置してしまうと要介護状態となってしまう可能性が上がると言われているそうです。
このフレイルというのは段階的に進んで行き、
①前フレイル期
②オーラル・フレイル期
③サルコ・ロコモ期
④フレイル期
という大きく4つに分かれており、段階が上がるにつれ症状が重症化してくそうです。
①前フレイル期
行動範囲や社会とのつながりが狭くなったり、精神的に不安になったりすることで、自身の口腔環境や管理への関心度が低下し、
その結、果歯周病や残存歯数の減少など口腔状態の悪化が始まります。
②オーラル・フレイル期
滑舌の低下、食べこぼし、噛めない食品が増えるなどが目立つ様になり、
食習慣が悪化してしまいます。
③サルコ・ロコモ期
加齢による骨格筋の量や機能が低下する加齢性筋肉減弱症や、運動器症候群などが進行するそうです。
また、食の偏りから低栄養状態などにも陥ってしまいます。
④フレイル期
摂食嚥下障害や咀嚼機能不全など、食物を口に入れてから飲み込むまでの一連の流れに障害が起こってしまいます。
運動や栄養障害にまで至ってしまう危険な状態です。
介護が必要になるなど、生活の質の向上が困難となってしまうそうです。
フレイルが始まるのは、社会性の低下からくるものだそうで食事を独りで摂るなど人との繋がりが希薄になってしまうと負の連鎖が起こってしまい、フレイルから要介護状態へドミノ倒しのように虚弱が進んでしまうことをフレイル・ドミノというそうです。
そうならないためにも、身体や心、口腔内の些細な衰えに敏感に気づき、その機能を取り戻す事が大切になってきます。
フレイルを予防し、健康長寿となる為には
食と口腔の健康である栄養
運動や社会活動などの身体活動
就労やボランティア活動などの社会参加
この3つの柱に注目し、日々の生活を見直していきましょう。
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