【ストレスと歯周病】
こんにちは!
歯周病のリスクファクターは主に3つ
みなさんもご存知のとおり、歯周病とは、歯を抜くことになる原因の50%を占める疾患です。
歯周病の初期の段階は自覚症状がなくとも進むことが多く、歯周病が進行すると歯肉が腫れたり、痛みが出たりなどして初めて歯周病に気づくことになります。
①ストレスによる免疫力の低下
現代社会は、様々なストレスにさらされています!ストレス社会とも言われてるように、多くの人がストレスに晒されながら生活をしています。
人がストレスに晒されると、主に交感神経が優位なり唾液の分泌が減少します。
皆さんは緊張した時口の中がカラカラに渇く経験をされたことがあると思います。
これは、交感神経が優位になり、唾液の分泌が低下したことによるものです。
唾液の中には、ラクトフェリン、リゾチーム、免役グロブリンなど、様々な歯周病菌に対する免疫物質が含まれています。これらが抗菌性を発揮します。
ストレスを受けると、脳下垂体から副腎皮質刺激ホルモン分泌され、副腎からコルチゾールに代表される副腎皮質ホルモンが更に分泌されます。
コルチゾールは、免疫活動を担うリンパ球の働きを低下させ歯周病に悪影響を及ぼします。
②食いしばりや歯軋りによる歯周病の進行
歯の食いしばり歯軋りにより、一部の歯の歯周組織に炎症を惹起させるほどの不自然な強い力が、歯を介して慢性的に歯周組織に加わり、歯周病の進行を加速させてしまうのです。これを咬合性外傷といいます。
歯ぎしりは無意識におこなってることが多いのでなかなか改善は難しいところでもあります。
③生活習慣の乱れによる歯周病の進行
強いストレスがあるとついつい生活習慣が悪くなってしまうものです。
また食生活が乱れて必要な栄養が取れなかったり、タバコを吸うことにより歯周病に罹患しやすくなります。
これらの生活要因も歯周病が進行する要因にもなります。
お口の中の環境というのは、皆さんの生活リズムや習慣に左右されるという事を覚えといてください。
口内環境もしっかり整えて健康な歯を保ちましょう!
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