【塩歯磨きってどうなの?】
こんにちは。
塩歯磨きは、どうなのか
残念ながら、
塩で歯みがきをする、というのは今では否定的見解しかなく、
専門家も一切推奨はしておりません。
それにしても、なぜ塩歯みがきを未だに言う人がいるのか?ですが、
これは歴史が関係しています。
歴史を振り返ると、確かに6世紀頃、中国から日本に
房楊枝の歯ブラシと歯磨き粉に塩を使うという文化が、
仏教と共に入ってきたそうです。
日本における塩歯みがきのはじまりはここからだったのですね!
それがなんと江戸時代まで続くそうです。
江戸時代初期の1643年、
丁子屋喜左衛門の大明香薬砂(だいみょうこうくすりずな)が売り出され、
塩歯みがきから取って代わられ始めたようです。
江戸時代の男子はモテるために歯を白くしていたのだとか。
それでヒット商品になったのでしょうね。
ちなみに日本に入ってくる前の中国では、
唐の時代に指に塩をつけて磨いていたのだとか。
塩はみがきの歴史は、その前をたどることはできませんが、
1世紀頃にインドから中国に歯木とよばれる歯ブラシが伝わったそうです。
インドでも、当時の伝承医学書アーユルヴェーダに
さまざまな歯磨き粉や歯ブラシの記載があるそうです。
紀元前6世紀頃、お釈迦様も歯を磨くことを推奨されたとか。
インドの前はエジプトで、紀元前1500年頃のパピルスに
歯磨き粉の存在が記されているそうです。
ということで、我が国では江戸時代初期までは塩歯みがきだったようですね。
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