【歯根嚢胞ってなに?】
こんにちは^^
嚢胞とは、身体の中に出来た袋状のできもののことをいいます。
袋の内部には、液体の内容物が入っています。
嚢胞自体は、骨の中に出来ることもあれば、歯茎や舌、唇等軟組織とよばれるところにも出来ます。
歯根嚢胞とは、歯根の先に出来る嚢胞のことです。
歯根嚢胞は頻度はとても高いです。
実に顎の骨の中に生じる嚢胞のうち、50%以上以上が歯根嚢胞といわれるほどです。
まず原因については、細菌感染と考えられます。
虫歯の原因は、虫歯菌が産生する乳酸によって歯がとかされることをいいます。
虫歯菌が歯を溶かしながら歯の内部へと進行すると、
歯の神経にまで虫歯菌が到達する日がきます。
そしていずれは炎症を起こし、いずれは死んでしまいます。
これを失活といい、死んだ歯の神経は最終的には腐っていきます。
また、放置することで慢性化し、やがて歯根嚢胞に変わっていくのです。
歯の神経をとった歯にも歯根嚢胞ができることがあります。
この細菌感染が原因です。
歯の神経をとった歯には歯の内部に空洞が生じます。
そこに虫歯菌が侵入しないようにするために空洞を埋めておかなければならないのです。
この空洞を埋める薬が根管充填材という薬です。
しかし、細菌の大きさに比べると根管充填材はとても大きいため、いくら緊密に詰めたつもりでも隙間から細菌が入り込んでしまうことがあります。
歯根の先に達することで、
膿を溜めるようになり、根尖性歯周炎から歯根嚢胞へと進んでいきます。
日頃からお手入れを気をつけていくことが大切ですね!◎
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