【ドライマウス】
こんにちは☺︎
最近では現代病とも呼ばれる【ドライマウス】をご存知ですか?
実のところ罹患者は増え続けているそうです。
ドライマウスという病名からどうしても「ただの乾燥でしょ?」と思われがち。
最初は少し口の渇きが気になる程度の症状の為、どうしても軽くみられがちな病気でもあります。
しかし、ドライマウスはさまざまな原因によって引き起こされており
放っておけば厄介な疾患に見舞われる可能性も。
今回は、ドライマウスの意外な原因や
併発するかもしれないその他の症状などを併せてご紹介していきます。
◎ドライマウスの原因とは
・他の病気による症状かも!?
ドライマウスは、実は病気が関係している可能性があります。
例えば、シューグレン症候群、糖尿病、腎臓病など病変(病気によって起こる心身への変化)
の一つにドライマウスが挙げられるのです。
例えば、唾液腺の病気の場合も、症状の一つにドライマウスが含まれます。
「ただ口が乾燥するだけ」と軽く考えていると、重要な病気を見逃している可能性もゼロではありません。
・薬の副作用の可能性も
実は、ドライマウスが薬の副作用の症状であることがあります。
花粉症、抗うつ剤、血圧降下剤、アレルギーの薬などは
唾液の分泌を抑える働きをするものがあるようです。
もし、服用しているのであれば、薬が原因でドライマウスになっている可能性もあります。
・加齢も原因の一つ
ドライマウスは、年長者になればなるほど多くなります。
これは、加齢によって唾液分泌が減ることが原因です。
ただし、加齢症状の一つではありますが、その他の病気や薬の副作用が関係しないとも言えません。
「ドライマウスかな?」と思ったら
まずは医師に相談し原因を突き止めることが大切になるでしょう。
・ストレスもドライマウスの大きな原因
ドライマウスは、ストレスの多い生活でも起こりやすいと思います。
年齢、病気、薬の副作用などの影響がなさそうなのにドライマウスだという場合は
ストレスも疑ってみましょう。
ストレスは唾液の分泌を低下させてしまいますのでドライマウスになりやすいのです。
今や年齢にかかわらず、現代人はストレスが多いといわれています。
疲れている時にドライマウスだと感じたら
原因となるストレスを取り除くようにしていきましょう。
ゆっくり息をしながらストレッチをするだけでも、血流が良くなるのでストレス解消にいいですよ◎
・飲酒や喫煙
飲酒や喫煙はドライマウスになりやすいです。
飲酒は全身を脱水症状に導く為、それが口の中にも及び、口が乾きやすくなります。
喫煙は交感神経に働きかけ、唾液の分泌を減らしてしまいます。
喫煙の習慣がある方は、禁煙するだけでもドライマウスの症状が改善されるかもしれません。
・顎の筋力低下
咀嚼などで顎を使うと、唾液腺が刺激され、唾液が分泌されやすくなります。
早食いなどで咀嚼が少ない方などは、それが原因で唾液の分泌量が減り
ドライマウスになっているかもしれません。
物を食べる時の咀嚼の習慣を見直してみて
自分の顎の筋力が低下していないか振り返ってみるといいでしょう。
疑問や不安があれば、医師に相談してみると確実です。
・口呼吸
鼻詰まりなどが原因で口呼吸などをしている人は
息が出入りする過程で乾燥しやすい状況になります。
また、口を開けているため唾液が口の中に充満しないことも原因の一つです。
これらの2つの原因から、口呼吸の人はドライマウスになりやすい傾向にあります。
意識的に口呼吸を鼻呼吸にするなどすれば、改善が見られることもあるようです。
・不健康な無理なダイエット習慣
不健康なダイエットを続けているとドライマウスになることがあります。
ダイエットでは食事制限をする人が多いですが、食事を減らせば咀嚼回数が減り
唾液の分泌が減ることにつながるのです。
健康的なダイエットであればいいのですが
極端に「食べない」というダイエットをするのは避けましょう。
意外とドライマウスになり得る原因はたくさんあるのです。
思い当たる節がある方は、お近くの歯科へ相談してみてくださいね。
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