【歯ブラシの持ち方】
みなさんこんにちは^^
みなさんは歯を磨くときどのような持ち方で磨いてますか?
歯ブラシの持ち方を見せて頂くと、色んなことがわかります。
手をグーのように握った状態で歯ブラシを持つ方、
鉛筆を持つ様に歯ブラシを持つ方、
また独特な持ち方をしている方もいます!
歯科衛生士の専門学校では、歯ブラシをグーの手で握る様な持ち方を
掌握状(しょうあくじょう)
鉛筆とおなじような持ち方を
執筆状(しっぴつじょう)と呼び指導してます。
呼び方が難しいので、一般の患者様への指導の時には
歯ブラシを握る様に持ってくださいとか、鉛筆を持つ様に持ってください!
とお伝えしてます。
幼稚園や、保育園の指導ではまだ鉛筆の持ち方が難しいことがあるので
『歯ブラシをグーで握ってみましょうね』とお話ししてます。
歯ブラシの毛先がこちらを向いている時、『こんにちはの持ち方』
毛先が見えず、柄の後ろ側しか見えてない状態を『さよならの持ち方』
と伝えるとわかりやすいようです!
家族に小さなお子さんがいる方は是非そのように伝えてみてください♪
主に二つの持ち方を挙げましたがどのような違いがあるのでしょうか?
握る様に歯ブラシを持つときは、いくらか力が大きく伝わる特徴があります。
手のひらで歯ブラシを押し付けるように動かすからです。
また腕全体が大きく動くので、
細かなブラッシングには不向きだと言えます。
力を入れてこの持ち方で歯磨きをすると
歯の根元が削れてきたり、しみてきたりなどの症状が現れることがあります。
さらに食いしばり、噛み締め、
スポーツの習慣などで頬の筋肉が張っていたりする方は
さらにそこに力が加わり歯に過度な摩擦が起きてしまうので注意が必要です。
一方、鉛筆の持ち方は指先だけで持つので、
力が大きく伝わりにくい特徴があります。
また字や絵を描く為に小さな動きに慣れている持ち方なので、
小さなお口に磨くのに適していると言えます。
手首までの動きで済むので、
力や動きで小さく省エネ型のブラッシングと言えるかもしれませんね。
歯や歯茎は実はとてもデリケートです。
ゴシゴシと磨く歯磨きは歯茎が下がってしまったり、
傷つけてしまうなど、デメリットが多いものです。
柔らかな歯茎に、人体で一番硬い歯が生えている為磨きにくいのですが
できればデリケートな歯茎には注意してケアをしてほしいです。
ちょっと磨く力が強いと言われた方や、歯がしみやすいと思う方は
ブラシの持ち方もチェックしてみてください♪
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