【虫歯で歯に穴が開くとどうなる?】名古屋栄/ホワイトニング
こんばんは☆
穴の開いた虫歯は治せないのか?
通常、虫歯は削らなければ治療できないのです。
もちろん、歯を削って詰めることにより、機能は回復させることができます。
しかし、風邪が治る、骨が治るという場合、ほぼ元通りになるのに対し、虫歯を削って詰めても元は全く異なる状態に変化していきます。
変化しても、より強くなるであれば問題ないのですが、残念ながら治療により歯は弱くなります。
・虫歯の再発
・歯周病の誘発
・歯の根の破折
・根の先に病気がでる
など・・歯の寿命を大きく左右する病気の原因になってしまいます。
🔴虫歯の再発
虫歯のために削ったところを何かで詰めたとしても、高い確率で詰め物と歯の境目から虫歯が出来てしまいます。
お口の中へは、低温から高温まで様々なものが入ってきます。
また、噛む力は数十Kgに及ぶのです。
つまり、大変過酷な環境なのです。
したがって、詰めたものが一生問題を起こさないことはありません。
歯の詰め物はやがて歯から剥がれてきます。
すると、目には見えない僅かな隙間ができ、そこに虫歯菌が侵入します。
隙間に侵入した虫歯菌は、外から見えない部分で虫歯を引き起こし、内部で広がります。
気がついたときには虫歯は既に拡大し、歯をたくさん削って治療することになります。
成人の歯科治療の多くは、治療や同じ歯を何度も治す再治療なのです。
虫歯治療を何度か、繰り返しているうち、やがて歯を抜かねばならなくなってしまいます。
つまり、虫歯は治療しても治るのではなく、何とか取り繕っているだけなのです!

🟠歯周病の誘発
歯医者ではお口の中に装着される歯の詰め物、被せ物は当然歯にぴったり合っていると多くの方は考えているかもしれません。
しかし、実は歯にピタリと合うことはありません。
自費診療で高価な材料を使用し、時間をかけてこだわって治療したとしても数十ミクロンの隙間が出来てしまうと言われています。
一般的な保険診療や、時間をかけない自費診療では数百ミクロンの隙間が出来てしまうことが多いと言われているのです。
そこには細菌が滞りやくなります。
これは虫歯の原因にもなるのですが、歯茎の周囲と及ぶ被せ物などでは、滞った細菌がどんなに歯磨きしてもきれいにすることは出来ず、歯周病の原因にもなります。
🔵歯の根の破折(歯根破折)
虫歯治療を繰り返しているうちに、虫歯は歯の神経に及び、神経を取らなければならなくなります。
歯の神経は専門的には歯髄と呼ばれ、血管・神経・歯を作る細胞など、様々な細胞からなる組織です。
この歯髄は歯を修復する重要な機能を有しています。
歯には先に述べたように大変強い力がかかるので、使っているうちに少しづつ見えない亀裂が入ります。
ところが、歯髄が健康であればその亀裂を修復してくれるので、歯髄のある歯が大きく真っ二つに割れてしまうことはありません。
治療によりひとたび歯髄を取ってしまうと、その瞬間からこの修復作用が全くなくなります。
つまり枯れ木状態になってしまうのです。
その結果、長年使用しているうちに亀裂は内部でどんどん広がり、やがて歯が根っこまで真っ二つに割れてしまいます。
歯が割れてしまうと、多くの場合抜歯するしかなく、歯を失う結果となります。
この歯の破折は前触れもなく突然起こり、しかも完全に防ぐ方法はありません。
つまり、予防や早期発見治療で対応可能な虫歯や歯周病に比べて恐ろしい病気といえるのです。
🟣根の先に病気ができる
根尖性歯周組織炎で説明したように歯の神経をとると歯は弱くなります。
しかし神経を取ったときの問題はそれだけではありません。
根っこの先に根尖性歯周組織炎という病気があります。
この病気は普段は痛みも違和感も全くありません。
しかし、免疫力が落ちたときに突然痛み出し、ひどいときには激痛を起こしたり、顔まで腫れることも珍しくありません。
また、痛みが全くない状態が続いたとしても、それが免疫系に異常を来し、遠隔の諸臓器に反応性の器質的および機能的な二次疾患を起こすことが、近年明らかになっています。
そしてこのような問題を起こす病変は、病巣感染と呼ばれるようになりました。
では、どうしたら良いのか?
穴の開く前に削らずに治療をしていくことや、穴があく前の初期虫歯であれば、削らずに治療できます。
・虫歯のリスクの高い部分を丁寧に磨く
・唾液の力を有効利用する
・フッ素を有効利用する
・カルシウムを含んだ商品を応用する
などを駆使して治療していきます!
一番は虫歯は予防が大切です。
日頃から歯磨きのケアや定期検診をしっかりすることがオススメですね◎
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