【骨粗鬆症とお口の健康関係】
こんにちは🐈
『骨粗鬆症』という病気をご存知でしょうか?
加齢や生活習慣などの影響で骨がもろくなり、ちょっとした転倒でも骨折してしまう病気です☠️
日本には約1,300万人の患者さんがいるといわれ、特に閉経後の女性や高齢者に多くみられているそうです。
一見、お口とは何も関係がなく整形外科の病気というイメージがある骨粗鬆症ですが、実は歯科治療とも深い関係があります。
骨粗鬆症は全身の骨に起こる病気ですが、顎の骨も例外ではありません。
顎の骨は歯を支える大切な土台です。
骨がスカスカになれば、当然ながらお口の健康にも影響してきます⚠️
・歯周病が進みやすくなる
顎の骨が弱ると歯を支える力が落ち、歯周病による歯のぐらつきが進行しやすくなります🚨
ですので、骨粗鬆症の方は歯を失うリスクが高いとも言われています!
・入れ歯が合いにくくなる
骨が痩せることで入れ歯が安定しにくくなり、「すぐ外れる」「痛たみがある」といったトラブルにつながります。
・インプラント治療への影響
インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込む治療法ですが、骨がしっかりしていないと安定が難しく、事前に骨の状態をよく確認しなければなりません。
骨粗鬆症の治療では、「ビスホスホネート製剤」や「デノスマブ」といった骨を強くする薬が使われているそうで、これらの薬は骨折予防に非常に効果的ですが、歯科治療と関連して注意が必要です。
特に抜歯やインプラントなど外科処置を行う際、まれに顎骨壊死という合併症が起こるリスクがあるのです。
顎骨壊死とは、顎の骨の一部が壊れて治りにくくなる状態です。
確率は高くはないそうですが、一度起こると治療に長い時間を要するそうです😱
そのため歯科では、
・お薬を飲んでいるかどうかを必ず確認
・主治医と連携して治療方針を決定する
・抜歯が必要な際は、リスクを最小限にするために工夫をする
など慎重に対応してくださるそうです🤝
逆に言えば、骨粗鬆症予防が歯を守ることにもつながります💡
◎カルシウム・ビタミンDの摂取
牛乳、小魚、きのこ類などをバランスよく摂取する🥛
◎適度な運動
骨に刺激を与えるウォーキングや筋トレは、骨を強くするだけでなく全身の血流もよくし、歯周病予防にもつながります🚶
◎禁煙
喫煙は骨密度を下げるだけでなく、歯周病のリスクも高めます。
◎定期的な検診
歯科では歯や歯茎の状態をチェックし、必要に応じて骨粗鬆症リスクについて医科受診をお勧めすることもあるそうです。
最近では医療歯科連携が進んでいるそうで、歯科で骨粗鬆症のスクリーニング(ふるいわけ)を行う取り組みも始まっているそうです🏥
レントゲンや口腔内の状態から、骨の健康に疑いがある方を整形外科へ紹介することで、早期発見・早期治療につなげられるのです✨
骨粗鬆症と歯科治療は、一見関係がなさそうでいて、実はとても密接に関わっています。
⭕️骨粗鬆症は顎の骨を弱らせ、歯の喪失や入れ歯、インプラント治療に影響する
⭕️治療薬と歯科処置の組み合わせで注意が必要な場合がある
⭕️予防や生活習慣の改善は、全身とお口の両方を健康にする
もし骨粗鬆症の診断を受けている方や、お薬を服用されている方は、歯科受診の際に伝えましょう🗣
歯科医師と協力しながら全身とお口の健康を守っていきましょう✊✨
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