【食べやすさは唾液に影響する?】
こんにちは☆
食べやすくなるためには日頃唾液が必要と皆さんはご存知でしたか?
・食べやすくするためには唾液が必要
噛むことは口の周りの筋肉を使う運動です。
噛むことで耳の下、顎の下、舌の下にある唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。
しかし、高齢になると水分を控えがちになったり、薬を多く服用した副作用から唾液の分泌量が減ると言われています。パンやサツマイモなどパサつくものが食べにくいと感じることはありませんか。
食べ物を噛むときに口の中の唾液が少ないと食べ物がまとまりにくく、噛み砕いたものを飲み込みやすい状態にまとめることができません。
食べ物の味わいにも影響します。
まとまっていないパサパサしたものは食べづらく、誤って気管に入ってしまうと窒息の原因になることもあります。
・唾液の働き
唾液には、食べやすくするだけでなく、口を通して外部から入ってくる細菌などから体を守るための免疫機能という重要な働きもあります。
☆消化を助ける
☆口の清潔を保つ
☆味を感じやすくなる
☆食べ物を飲み込みやすくなる
☆口の健康を保つ
☆全身の健康を保つ
・唾液を出やすくするために
まずは、十分な水分補給を心がけましょう。
少しづつこまめに摂ることがポイントです!
唾液は運動や刺激によっても分泌量が増えます。
話す・歌う・笑うなど日常的に口を動かすことはもっとも手軽なトレーニングといえるのです。
さらに、意識的に唾液の分泌を促すためには、唾液腺マッサージや舌のトレーニングも有効です。
噛み合わせがしっかりできていれば、かための食品を食事に変えてみたりガムやするめを噛むのもよいでしょう。
酸っぱいものや辛いもので刺激する方法もあります。
水分補給だけでなく、食事による工夫も試してみるのがオススメです!
・ドライマウスにも注意
唾液の分泌量が減り、さまざまな症状を引き起こすドライマウスをご存知でしょうか。
唾液が出にくく口が渇く、口内炎や口角炎になりやすい、食べ物が飲みにくい、会話しづらい、口臭がするなどの症状がみられます。
唾液の分泌量が減る原因としては、
①疾患
②生活習慣や環境
③加齢に伴う機能低下
④薬の副作用
などもあげられます。
気になる場合は診療を受け、疾患が原因の場合は適切な治療を受けることをオススメします!
・舌のトレーニングが効果的
舌を動かすと、舌の周囲の筋肉が鍛えられ、唾液の分泌が促されます。
前後、左右、ねじり、回転などを行ってみるので効果的です。
①大きく口を開け、舌を出したり引っ込めたり、前後に動かす。
②舌を思い通りに前に突き出し、そのまま左右に動かします。
③舌を伸ばして唇全体をなめるように舌先で円を描く
④上の前歯裏に舌先を当て、舌打ちのような音を発音
実はとても働き者の唾液なのです。
日頃から口の状態に関心を持ち、おいしく食べられるうるおいのある口を保っていきましょう!
緊張すると口が渇くように、唾液の分泌量はストレスによっても影響されます。
日々ゆったりした気持ちで過ごせるよう、心身両面からのケアを忘れないことが大切ですね!
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