【歯ブラシの選び方・交換するタイミングは?】
みなさんこんにちは🐥
歯磨きの目的とは?
虫歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)に潜む細菌を除去し
口の中をケアすることと、歯ぐき(歯肉)のマッサージをすることが目的です。
歯磨きの基本
毎日歯磨きしていても虫歯になってしまったり
歯ぐきが腫れてしまったりした経験があるかたは
原因のひとつとして歯の磨きかたに問題があるのかもしれません。
汚れがつきやすく、磨き残しが多くなりがちなところを意識して
1本ずつていねいに磨きましょう。
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の噛み合わせの面
上記の場所はプラークがつきやすいので、
歯ブラシの毛先が届くように磨きましょう。
一か所あたり20回以上、歯ブラシの毛先が広がらない程度の軽い力
(150~200g)で5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、
磨いていくことがポイントです。磨き残しのないように、
左の奥歯からスタートしたら前歯を通過し、ゴールは右の奥歯といったように
一筆書きの要領で、順番を決めて歯ブラシを動かしていきましょう。
歯ブラシの選びかた
自分の口に合った歯ブラシを選ぶことで、
正しくよりしっかりとブラッシングが行えます。とはいえ、自分では選ばず、
家族のかたが買ってきたものを使っているかたも多いことでしょう。
歯ブラシには毛先の細さは「極細」のものから「太い」まで、
毛の硬さは「やわらかめ」「ふつう」「かため」など、
さらにはメーカーの種類やヘッドの大きさだって違います。
なにを基準にして選べばいいのか分かりませんよね。
ここでは歯ブラシを選ぶ際のポイントをご紹介しましょう💡
・ヘッドサイズの選びかた
歯ブラシのヘッドサイズを選ぶ基準としては、上の前歯2本分の横幅と
同じくらいのサイズ、またはやや小さめのサイズを選びましょう。
・毛先の細さ
歯周病の予防や虫歯予防が目的のかたは「極細」や「細め」を選ぶことで、
細めの毛先が歯と歯の間、歯周ポケットに入りやすく
念入りに磨くことができます。
歯の表面の汚れを落とし白くすることが目的のかたは、
毛先の断面が四角く広い面になっているものを選ぶことで、
歯の表面に歯磨き粉を効率よく運び、よく汚れを落とすことができます。
・毛の硬さの選びかた
毛の硬さは歯ぐきの健康状態と歯を磨くときの力の強さに合わせて
選びましょう。歯ぐきが腫れ、出血があるようなかた、
磨くときの力が強いかたは「やわらかめ」を選びましょう。
歯ぐきの腫れや出血がなく健康なかた、
磨くときの力がそこまで強くないかたは「ふつう」を選ぶとよいでしょう。
「かため」の歯ブラシですが、歯をゴシゴシしっかり磨いた感は得られますが
強く磨いてしまうと歯や歯ぐきを傷つけてしまうので注意が必要です🚨
世代別、目的別の歯ブラシ選びのワンポイント
・赤ちゃん:ヘッドが小さく、毛はやわらかいもの
・子供:ヘッドが小さく、毛はやわらかいもの・短めで柄が握りやすいもの
・大人:上記のような口の状態、目的に合わせて選択、電動歯ブラシでもOK
・高齢者:毛はやわらかいもので細め、柄が太く握りやすいもの
歯ブラシを交換するタイミングはいつ?
みなさんはどのくらいのタイミングで歯ブラシを交換していますか?
前回交換した時期を覚えていますか?
毛先が開いたら?それともボロボロになるまで交換しない、など
タイミングはそれぞれかと思います。
毎日使用する歯ブラシは長い期間使い続けると衛生的によくないのはもちろん
汚れを落とす効果が低下するだけではなく、
歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。
歯ブラシの毛の材質や硬さ、歯磨きのしかたによって
毛の開きかたに差はありますが、交換の目安としては
1カ月に1回のサイクルで交換することをオススメします。
歯ブラシを交換してもすぐに毛先が開いてしまうかたは、
磨く時に力がかかりすぎているかもしれませんので、
力を抑え気味に優しく磨くとよいでしょう。
交換したタイミングを忘れないためにも、月初めや毎月8(は)日など
何か分かりやすい日付と関連付けて交換することを習慣づけましょう。
まとめ
時間をかけて歯磨きをしているつもりでも、
磨き残してしまう部分が出てきてしまうものです。
自分の口の状態に合わせてケアグッズを選ぶことも重要だということが
お分かりいただけたかと思います。歯医者さんで定期検診を行い、
グッズの選びかたや使いかたを教えてもらうことが
虫歯や歯周病にならないための予防対策の近道ではないでしょうか。
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