【セラミックの歯は良くない!?】
こんにちは🐱
セラミックの歯といえば、銀歯や樹脂素材を使わずに陶材を使用して治療したものとなります。
保険診療で扱われている銀歯等の仕上がりと比べると自然な歯の見た目に近く美しい見た目が期待できるため、虫歯治療でもセラミックを希望される方も多くいらっしゃるそうです。
しかし、セラミック治療に限ったことではありませんが、当然リスクやデメリットがあります。
そのリスクやデメリットというのは、
・割れるリスクがある
金属で出来た歯が割れることはほとんどありませんが、セラミックは石に近い材質で金属よりも硬さや曲げ伸ばしの耐久性が弱いそうなので、噛み締め等の強い力がかかることで割れてしまうリスクがあります。
特に奥歯は大きな力がかかることが多く、歯ぎしりや食いしばりの症状に気づかずに治療を進めてしまうと、治療した歯が割れたり欠けたりすることもあるため、「やらなければよかった」と後悔する人もいらっしゃるそうです。
・歯を削る量が多くなる
セラミックが割れるリスクを回避するためには、素材に厚みを持たせて製作する必要があり、樹脂素材や金属の素材でも削ることには変わりありませんが、セラミックの方が天然歯を削る量が多くなることがあるそうです。
より多くの歯を残したいと思っている方にはこの点は懸念点となってしま有かと思います。
・自由診療のため高額
セラミックは保険診療でカバーされない材料となっており、全額自己負担の自由診療となります。
最も小さい詰め物でも、医院によって異なりますが1歯あたり50,000円程度の費用がかかってしまうため、多数の歯を治すにはかなりの金額が必要となります。
・永久的に使えるものではない
自由診療の高価な材料であるからと言って必ずしも長く使えるものでなく、セラミックにも寿命(外れたり、壊れたりすること)があるそうです。
銀歯や樹脂素材よりも長持ちする傾向にはありますが、耐用年数はおよそ10〜15年程度と言われています。
セラミックは高価だから一生使えると思ってしまう人も多いそうですが、状態を良好に保てば15年以上使うことも、一生涯使用することも可能な場合もあるそうです。
ですが適切なセルフケアやメンテナンスを怠ってしまうと、機能する年数はさらに短くなってしまいます。
ここまでセラミックのリスクやデメリットについてお伝えしましたが、
・虫歯の再発率が低い
・表面汚れがつきにくい
・金属アレルギーの心配がない
これらのメリットもあります。
もしセラミックをお考えの方は一度歯科医院で相談してみて下さい!
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