【唾液の働きについて②】

こんにちは!

 

ホワイトニングサロン名古屋栄本店です。

 

前回、唾液の働きについて①を掲載させていただきましたので、今回はその続きを記載させていただきます。

 

①抗菌作用

②潤滑・粘膜保護作用

③洗浄作用

④消化作用

⑤緩衝作用

⑥再石灰化作用

⑦歯の成熟効果

 

のうち、今回は④~⑦について記載していきます📝

 

 

④消化作用

様々な食べ物に含まれているデンプンですが、そのままの分子量では大きすぎて体内に吸収することができないそうです。

唾液の中に含まれるアミラーゼには、デンプンをマルトースとグルコースに加水分解し、体内に吸収し易くする働きがあるので、よく噛むことで食物を物理的にも科学的にも細かくしていくことが出来ると言えます。

 

⑤緩衝作用

ほとんどの食べ物は、食べることで口の中が酸性になります。

そして口の中が酸性になると歯が溶け出してしまうことはよく知られているかと思います。

そのため、唾液には口の中が酸性になることを緩和したり、酸性になった口の中を元に戻す働きがあり、具体的には唾液中に含まれる炭酸脱水素酵素やリン酸イオンによって、下がったpHが上昇することで酸性になった口の中を元の状態に戻すという働きをしています。

 

⑥再石灰化作用

口の中が酸性になると歯が溶け出してしまうと先ほど記載しましたが、唾液には溶け出した歯の表面をある程度元に戻す働きがあります。

具体的な仕組みを簡単に説明すると、歯が溶けると歯に含まれていたカルシウムイオンやリン酸イオンが唾液中に溶け出します。

しかし、酸性の状態で歯から溶け出したイオンも、環境が元に戻ると唾液の中に解けていられる量が減り、再び歯の表面に沈着するそうです。

つまり、溶け出したイオンが解けた分だけ再び歯の表面に沈着すれば、十分な時間口の中が理想的な環境であり続けることが前提ではありますが、理論上はある程度元通りに修復されるそうです。

この減少を再石灰化と呼びます。

唾液の中に含まれるスタテリンには、唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンの濃度を高く保ち、この再石灰化が起こり易い環境を作る働きもあるそうです。

 

⑦歯の成熟効果

歯は生えてからも時間の経過とともに成長していき、より虫歯になりにくくなっていきます。

唾液中に含まれるパロチンは、唾液腺ホルモンとも言われているそうで歯の表面の講組織を成長させる働きがあります。

 

これらが唾液の持つ主な働きです!

これだけでも非常に多くの働きを持っていると言えますが、唾液にはこれまでに紹介した以外にも様々な物質が含まれているとされているそうです。

 

例えば、

唾液中に含まれるエストロゲンには粘膜の角化を促進する作用がある

唾液中のステロイドホルモンの量によって副腎皮質機能を測定できる

という研究結果も存在しているそうです。

 

そんな様々な働きを持つ唾液ですが、加齢や薬の副作用によって分泌量が減少する他、唾液の持つ各作用の強さにも個人差はあるそうなので、ご自身の唾液分泌量などに不安がある方は一度歯科医院で検査してもらいましょう。

 

 

 

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