【歯周病が早産のリスクを高める！？】名古屋栄/ホワイトニング
こんにちは🐈
妊娠中は身体の変化が大きく、食事や睡眠、運動などに気をつける方も多いですよね。
でも実は、お口の健康も妊娠中の身体に深く関係していることをご存知でしょうか？
近年の研究では、歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高める可能性があることが明らかになっているそうです。
「歯茎の腫れぐらい・・・」と軽く見てしまうと、思わぬトラブルにつながることもあるのです⚠️
今回はなぜ歯周病が妊娠に影響するのか、そしてその対策についてお伝えします🗣️
まず歯周病とは、歯と歯茎の間に溜まった細菌が炎症を起こし、歯を支える組織を壊していく病気です。
初期段階では歯茎の腫れや出血程度ですが、進行すると歯がぐらついたり、最悪の場合は顎の骨が溶けて歯が抜けてしまうこともあります😱
妊娠中は女性ホルモン（特にエストロゲンやプロゲステロン）の分泌が増えるため、歯茎の毛細血管が拡張しやすくなります。
この状態では、少しの刺激でも歯茎が腫れたり出血しやすく、妊娠性歯肉炎と呼ばれる症状が現れやすくなります。
また、つわりや食生活の変化によって歯磨きが十分にできないことも歯周病を悪化させる一因になります。
歯周病が単にお口の中だけの病気ではないと言われるのは、炎症による「サイトカイン」という物質が関係しています。
歯茎の炎症が進むと、体は防御反応としてサイトカインという炎症物質を放出します。
このサイトカインが血流を通じて全身に広がると、子宮の収縮を促したり、胎盤に影響を与えたりする可能性があるのです🚨
実際に、歯周病がある妊婦さんはそうでない人に比べて早産のリスクが２〜7倍高いという報告もあります。
これは喫煙や高血圧と同じくらいのリスク要因とされており、妊娠中の歯科ケアの重要性が注目されている理由です☝️
ただ、妊娠中に歯の治療をしても大丈夫なの？と不安に感じる方も多いかと思いますが、基本的には問題はありません🙆♀️
妊娠初期(０〜１２週)は赤ちゃんの器官が形成され大切な時期のため、緊急性の高い治療を除いては避けることが多いですが、安定期(１３〜２７週)に入れば、ほとんどの歯科治療が可能だそうです🦷🏥
また、歯科のレントゲンは防護エプロンを使用すれば被爆量はごくわずかで胎児への影響はほとんどありません。
局所麻酔も安全性の高いものが使われており、痛みを我慢するよりも適切な処置を受けた方が安心です☺️
定期検診やクリーニングも安定期に受けておくことで、出産時のトラブルを減らすことができます。
妊娠中にできる歯周病予防としましては、
⭕️柔らかいブラシを使う
腫れやすい歯茎には、毛先の柔らかい歯ブラシを使って優しく磨きましょう🪥
特に歯と歯茎の境目は細菌が溜まりやすい部分です。
⭕️デンタルフロスや歯間ブラシの補助的清掃用具を併用する
歯ブラシだけでは落としにくい歯の間のプラークを除去できます。
⭕️つわりの時期は無理をしない
歯磨き粉の味がつらい時は、水磨きやキシリトールガムを活用してもOKです💡
⭕️規則正しい食生活を心がける
間食が増えるとお口の中が酸性に傾き、細菌が繁殖しやすくなります。
⭕️定期的な歯科検診を受ける
少なくとも妊娠中に１〜2回、専門的なクリーニングを受けるのがオススメです🏥
歯周病はお口の中だけではなく、全身の健康や妊娠にも影響を与える病気です。
歯茎の炎症によって全身の炎症反応が高まり、早産や低体重児出産のリスクを高めることが分かっています。
妊娠中は体調の変化で歯磨きが難しい時期もありますが、安定期を中心に歯科検診を受けて、無理のない範囲でケアを続けることが大切です。
お母さんの口の健康は、お腹の赤ちゃんの健康にも繋がります🤱
当店はセルフホワイトニング専門です🦷
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