【お口の健康は全身の健康につながる】名古屋栄/ホワイトニング

こんにちは。

名古屋ホワイトニングサロン栄本店です。

 

 

「歯の健康」と聞くと、多くの人は口の中だけの問題だと考えるかもしれません。

しかし、近年の研究によって、口の健康は全身の健康と密接に関わっていることが次々と明らかになっています。

虫歯や歯周病といった口腔トラブルが、心臓病、糖尿病、認知症など、全身のさまざまな疾患のリスクを高めることが科学的に証明されているのです。

 

◻︎口腔内の細菌が全身に影響する

口の中には、約700種類以上の細菌が存在し、その数は数千億個にも及びます。

これらの細菌の多くは、健康な状態では害を及ぼしませんが、口腔ケアが不十分だと、悪玉菌が増殖し、さまざまな問題を引き起こします。

 

特に歯周病菌は、歯茎の炎症部位から血管内に侵入し、血流に乗って全身を巡ります。

この時、細菌自体や細菌が産生する毒素、炎症性質がが全身の臓器に運ばれ、さまざまな疾患の発症や悪化に関与するのです。

 

◻︎口腔と全身はつながっている

口は食べ物の入り口であり、呼吸器の一部でもあります。

つまり、私たちが生きていくために必要な栄養と酸素の両方が通過する重要な器官です。

この入り口が不健康な状態では、体全体の健康を維持することは困難になります。

 

また、口腔内の状態は、全身の健康状態を反映する鏡でもあります。

糖尿病、貧血、免疫疾患など、さまざまな全身疾患が口の中に症状として現れることがあります。

 

◻︎心臓病、脳梗塞との関係

歯周病と心臓病の関連は、最も研究が進んでいる分野の一つです。

歯周病患者は、そうでない人に比べて心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患のリスクが約2倍から3倍高いことが報告されています。

 

歯周病菌が血管内に入ると、血管の内壁に炎症を起こし、動脈硬化を促進します。

また、血柱ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

 

 

◻︎糖尿病との相互関係

歯周病と糖尿病は、互いに悪影響を及ぼし合う関係にあります。

糖尿病患者は免疫機能が低下しているため、歯周病になりやすく、また重症化しやすいことが知られています。

 

一方、歯周病があると、炎症性物質が血糖値のコントロールを妨げ、糖尿病を悪化させます。

研究では、歯周病の治療を行うことで、血糖値の指標であるHdA1c値が改善することが確認されています。

つまり、糖尿病患者にとって、歯周病の治療と予防は血糖コントロールの重要な一部なのです。

 

 

◻︎認知症との関連

近年注目されているのが、歯周病とアルツハイマー型認知症の関係です。

歯周病菌が脳内に侵入し、アルツハイマー病の原因物質であるアミロイドBの蓄積を促進することが、動物実験や人を対象とした研究で示唆されています。

 

また、歯を失って噛む力が低下すると、脳への刺激が減り、認知機能の低下につながることも明らかになっています。

自分の歯を多く残している高齢者ほど、認知症の発症率が低いという調査の結果もあります。

 

 

◻︎妊娠、出産の影響

妊娠中の女性が歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産のリスクが約7倍高まることが報告されています。

これは、歯周病による炎症性物質が子宮の収縮を促すためと考えられています。

 

妊娠を考えている女性は、妊娠前に歯科検診を受け、口腔内を健康な状態にしておくことが重要です。

また、妊娠中もつわりなどで口腔ケアが疎かになりがちですが、安定期に入ったら歯科医院でクリーニングを受けることをおすすめします。

 

 

◻︎まとめ

お口の健康は、単に虫歯や歯周病を予防するだけでなく、心臓病、糖尿病、人気症など全身のさまざまな疾患の予防にもつながります。

毎日の正しい口腔ケアと定期的な歯科検診によって、生涯にわたって健康な体を維持することができるのです。

 

 

 

 

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