【冬は歯周病が進行しやすい?】

こんにちは。

名古屋ホワイトニングサロン栄本店です。

 

 

寒い冬の季節になると、風邪やインフルエンザなどの感染症に注意が向きがちですが、実は口腔内の健康にも大きな影響を与える時期であることをご存知でしょうか。

特に歯周病については、冬の環境や生活習慣の変化により、その進行が促進される可能性があります。

 

 

◻︎歯周病とは何か

歯周病は、歯と歯茎の境界部分に蓄積した細菌により引き起こされる感染症です。

初期段階では歯肉炎と呼ばれ、歯茎の腫れや出血が主な症状として取れます。

進行すると歯周病となり、歯を与える骨織まで破壊され、最終的には歯の喪失につながる可能性があります。

 

◻︎冬が歯周病に与える影響

①乾燥による口腔環境の変化

冬の最も大きな特徴は空気の乾燥です。

温度が低下することで、口腔内の細菌の増殖を抑制する重要な役割を果たしています。

しかし、口腔内が乾燥すると唾液の分泌量が減少し、細菌が繁殖しやすい環境が形成されます。

 

②免疫力の低下

冬は気温の低下により体の免疫力が低下しやすい季節です。

免疫力が低下すると、口腔内の細菌に対する抵抗力も弱まり、歯周病が進行しやすくなります。

特に風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなる冬は、全身の免疫システムが他の病原体との戦いに集中するため、口腔内の細菌に対する監視が手薄になりがちです。

 

③血行不良の影響

寒冷により血管が収縮し、全身の血行が悪くなります。

歯茎も例外ではなく、血行不良により栄養や酸素の供給が不十分になります。

これにより歯茎の組織が弱くなり、細菌感染に対する抵抗力が低下します。

 

④生活習慣の変化

冬は外出が減り、室内で過ごす時間が長くなる傾向があります。

これにより運動不足になりがちで、唾液の分泌量が減少する可能性があります。

適度な運動は唾液の分泌量を促進し、口腔内の自浄作用を高める効果があります。

 

 

◻︎冬の歯周病対策

①適切な口腔ケア

冬こそ、より丁寧な口腔ケアが必要です。

毎食後の歯磨きはもちろん、就寝前の念入りなブラッシングを心がけましょう。

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯の間の汚れもしっかり除去することが重要です。

 

②口腔内の保湿

乾燥対策として、こまめな水分補給を心がけましょう。

ただし、糖分の多い飲み物は避け、水やお茶を選ぶようにしてください。

また、室内の温度管理も重要で、加湿器を使用して40〜60%の湿度を保つことが理想的です。

 

③免疫力の向上

バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠により免疫力を維持しましょう。

特にビタミンCやビタミンD、亜鉛などの栄養素は免疫機能をサポートします。

また、ストレス管理も重要で、リラクゼーションや趣味の時間を設けることで、心身の健康を保つことができます。

 

④生活習慣の見直し

規則正しい生活リズムを心がけ、食事の時間や内容に注意を払いましょう。

特に糖分の多い摂取量をコントロールし、間食後も口腔ケアを怠らないことが大切です。

また、喫煙は歯周病の大きなリスク因子であるため、禁煙を強く推奨します。

 

 

◻︎まとめ

冬は確かに歯周病が進行しやすい季節といえます。

乾燥、免疫力の低下、血行不良、生活習慣の変化など、さまざまな要因は歯周病のリスクを高めます。

しかし、適切な対策を講じることで、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。

 

 

 

 

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