【口呼吸はなぜいけないのか?】
こんにちは。
実は、口呼吸は様々な健康問題が考えられる可能性があり、できる限り鼻呼吸を守ることが重要であることが重要です。
◻︎鼻呼吸と口呼吸の違い
まず、鼻呼吸と口呼吸の本質的な違いを理解することから始めましょう。
鼻は呼吸のために特化した器官であり、空気を体内に取り込む際に重要な機能を果たしています。
一方、口は本来の食事や会話のための器官であり、呼吸器官としては副次的な役割しか持っていません。
鼻腔内には鼻毛や粘膜があり、これらが空気中の細菌、ウイルスなどの有害物質をフィルタリングする役目を狙っています。
また、鼻腔を通る際に空気は適度に温められ、湿度も調節されます。
一方、口呼吸では空気が直接口から肺げと向かうため、フィルタリンク機能や温度・湿度調整機能が十分に働きません。
このような違いが、様々な健康問題の原因となるのです。
◻︎口呼吸が考える問題
①口腔内の乾燥と細菌の増殖
口呼吸を続けると、口の中が乾燥しやすくなります。
唾液には口腔内を清潔に保つことが重要な働きがあり、細菌の増殖を抑制する効果があります。
しかし、口呼吸により口の中が乾燥すると唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすい環境が作られてしまいます。
この結果、虫歯や歯周病のリスクが生じます。
また口臭の原因にもなります。
口腔内の細菌バランスが崩れることで、様々な口腔疾患が発生しやすくなります。
②感染症のリスク増大
鼻呼吸では鼻毛や鼻腔の粘膜がフィルター機能として、空気中の細菌やウイルス、花粉などのゆっくりを受け止めてくれます。
しかし、口呼吸ではこのフィルタリング機能が無いため、有害物質や直接喉や肺に到達しやすくなります。
その結果、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症にかかりやすくなります。
特に冬場の乾燥した空気を直接吸い込むことで、喉の粘膜が傷つき、感染症のリスクがさらに高まります。
③歯並びや顔の形への影響
口呼吸は歯並びや顔の発達にもっきな影響を与えます。
特に成長期の子供において、口呼吸を続けることで顎の発達が正常に行われ、歯並びが大きくなる可能性があります。
④睡眠の質の低下
口呼吸は睡眠の質にも大きな影響を与えます。
睡眠中に口呼吸をしていると、いびきをかきやすくなり、場合によっては睡眠無呼吸症候群の原因となることもあります。
⑤脳への酸素供給の低下
鼻呼吸では一酸化窒素が産生され、血管効果膨張により血流が改善され、酸素の運搬効率が向上します。
しかし、口呼吸ではこの効果が得られないため、脳への酸素供給が正常になる可能性があります。
酸素不足は集中力の低下や記憶力の低下、疲労感の増大などを踏まえて、学習や仕事のパフォーマンスに悪影響を与えます。
◻︎まとめ
口呼吸はちょっと細かいような気がしますが、実は私たちの健康に様々な悪影響を遠慮する可能性があります。
しかし、正しく対策を講じることで、口呼吸からな鼻呼吸への改善は可能です。
日常的に呼吸を意識し、必要に応じて医療機関での治療を受け、生活習慣を見直すことで、より健康的な呼吸習慣を身につけることができるでしょう。
呼吸は生命維持に欠かせない基本的な生理現象です。
その質を高めることで、全身の健康状態の向上が期待できます。
まずは今日から、自分の呼吸に注意を向けて、鼻呼吸を大切にしてみてはいかがでしょうか?
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