【花粉症と口腔内の意外な関係】

こんにちは。

名古屋ホワイトニングサロン栄本店です。

 

 

春の訪れと共に多くの人々を悩ませる花粉症

 

くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった典型的な症状に注目が集まりがちですが、実は花粉症が口腔内の健康に与える影響は意外に深刻で、多岐にわたっています。

花粉症患者の多くは、鼻詰まりによる口呼吸、薬の副作用、そして花粉症に伴う生活環境の変化により、知らず知らずのうちに口腔内環境が悪化していることがあります。

 

◻︎口呼吸による虚空ない乾燥

花粉症の最も一般的な症状の一つでもある鼻詰まりは、口腔内の健康に1重大な影響を与えます。

鼻が詰まることで、私たちは無意識に口呼吸に切り替わります。

この口呼吸は、口腔内の乾燥を引き起こし、唾液分泌量の減少につながります。

 

唾液は口腔内の健康維持において極めて重要な役割を果たしています。

抗菌作用により有害な細菌の増殖を制し、口腔内のpHを中性に保つことで歯の脱灰を防ぎます。

また、食べかすや細菌を洗い流す物理的な清掃作用も担っています。

口呼吸により唾液分泌量が減少すると、これらの保護機能が低下し、虫歯や歯周病のリスクが著しく高まります

 

特に夜間の口呼吸は深刻な問題となります。

睡眠中は元来唾液分泌量が減少するため、口呼吸が加わることで口腔内環境は極度に悪化します。

朝起きた時に口の中がネバネバしている、口臭が気になるといった症状は、夜間の口呼吸による口腔内乾燥が原因となっていることが多いです。

 

 

◻︎花粉による直接的な口腔内刺激

花粉そのものも口腔内に直接的な影響を与えます。

空気中に浮遊する花粉は、呼吸と共に口腔内に入り込み、歯茎や舌、頬の粘膜に付着します。

これらの花粉粉子はアレルゲンとして作用し、口腔内でアレルギー反応を引き起こすことがあります。

 

口腔内でのアレルギー反応は、粉末の腫れや炎症を引き起こし、これが歯茎の腫れや出血の原因となることがあります。

また、花粉による刺激で口腔内が過敏になり、普段使用している歯磨き粉やマウスウォッシュに対しても反応を示すことがあります。

 

さらに、花粉粉子は非常に小さく、歯と歯茎の境目や歯間部に入り込みやすい特徴があります。

これらの異物が口腔内に長期間溜まることで、局所的な炎症反応が持続し、歯周病の進行を促進する可能性があります。

 

 

◻︎鼻と口腔の解部学的関連性

鼻腔の口腔は解部学的に密接な関係にあり、鼻腔の炎症は口腔内にも影響を及ぼします。

花粉症による鼻腔の炎症は、上顎洞などの副鼻腔に近接しているため、副鼻腔炎の影響を受けやすく、歯痛として感じられることがあります。

 

また、鼻腔と口腔を結ぶ咽喉部の炎症により、のどの痛みや違和感が生じ、これが嚥下時の不快感や味覚の変化につながることもあります。

このような症状は、食事の楽しみを奪い、栄養摂取にも影響を与える可能性があります。

 

 

最後に、当店ホワイトニングサロン栄本店をご愛顧下さる皆様のおかげで本日をもちまして11周年目を迎えることができました。

今後も安心して施術を受けていただけるようにスタッフ一同丁寧な接客対応を心がけてまいりますので、宜しくお願いいたします。

 

 

 

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