【ホワイトスポットの原因、治療方法とは】
こんにちは☆
前歯表面の白い斑点が気になるという方はいませんか?
ホワイトスポットといい、初期虫歯が主な原因です。
2016年の厚生労働省による歯科疾患実態調査結果によると、
25歳〜85歳で虫歯を経験した割合は80%以上と言われています。
虫歯のリスクは多くの日本人が抱えており、初期虫歯によるホワイトスポットは誰にでも発生する可能性があります。
今回はホワイトスポットの原因と治し方についてお伝えしていきます。
主な原因・・・
一つは初期虫歯による脱灰が起こるケースと、もう一つはエナメル質形成不全といって、先天的または後天的にうまくエナメル質が作られないケースです。
歯は表面からエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄の順に構成されています。
虫歯によるホワイトスポットは、歯の一番表面を覆うエナメル質の脱灰されて起こります。
脱灰とは、お口の中の酸がエナメル質を溶かし、エナメル質に含まれるリン酸カルシウムが溶け出してしまうことをいうのです。
それとは逆の作用として、唾液の働きによって酸を中和し、溶け出したリン酸カルシウムをエナメル質に補修するのが再石灰化です。
お口の中では、脱灰と再石灰化は日常的に繰り返され、歯の健康を保っています。
虫歯はこの2つのバランスが崩れてしまった状態です。
ホワイトスポットを放置しておくと、初期の虫歯の症状はどんどん進み、やがて虫歯の穴ができてしまうのです。
ホワイトスポットの治し方・・・
ホワイトスポット治療方法には、削る方法と削らない方法があります。
その中でICON治療とは、低粘土の光重合レジンでホワイトスポットの部分を覆います。
そして、エナメル質からミネラルが溶け出すことを防ぎます。
ICON治療を行った際は、見た目には治療したとわからないくらいの自然な見た目です。
ICON治療のメリット・・
歯を削らずにほとんど痛みがないことです。
また、歯質を強化する作用があります。
即効性がある。
上記治療のデメリット・・・
初期虫歯に限られる。
経年変色のリスク、治療部分はホワイトニングの効果が出なくなる。
健康保険適用外のため、自由診療となる
ただ治療すればいいというわけではないのが分かりますよね。
その中でもホワイトニングすることで馴染ませるということはできるのです。
実際に当店でもホワイトスポットをお悩みご来店され、
ガッツリと歯を白くすることで馴染ませてホワイトスポットが目立たなくなったという症例もございます。
他には正しい歯磨き習慣を身につけることです。
歯磨きは虫歯予防の基本ですが、正しい方法で行うのが大切です。
食後、特に就寝前は唾液の分泌が減少するため、虫歯のリスクが高まります。
夜の歯磨きでは、歯垢をしっかり除去することを心がけましょう!
歯ブラシ45度の角度で歯と歯茎の境目に当て、軽く細かいストロークで磨くと効果的です。
デンタルフロスや歯間ブラシの活用も最適です。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間に溜まった汚れを十分に取り除けないことがあります。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、隠れた汚れも効率的に除去できます。
これらの道具を使用する習慣を取り入れることで、虫歯や歯周病の予防が期待できるのです。
最後に食生活の見直しです。
糖分の多い食品や飲料は虫歯の原因となるため、食生活の見直しも重要です。
食後は水を飲んで口内をリフレッシュすることで、虫歯菌が増殖しにくい環境を整えることができます。
バランスの良い食生活は、歯だけでなく全身の健康維持にも役立つのです。
上記点も踏まえて、日頃から気をつけることが大切ですね!
ホワイトニングで馴染ませることで改善できたというお声も実際にありますので、お気軽にご相談・ご予約お待ちしております☆
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