【ホワイトニング効果をフッ素が阻害する?】

こんにちは。

名古屋ホワイトニングサロン栄本店です。

 

 

これからホワイトニングをして白く清潔感あふれる歯を手に入れたいと考えている方のなかには、「ホワイトニング前にフッ素入り歯磨き粉を使う効果に影響を及ぼす」という噂を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

 

フッ素とは原子番号9の自然界にある元素の一つで、お茶や魚介類といった食品のほか歯磨き粉などにも使われている元素です。

歯にフッ素を使用することで歯質を強化するだけでなく、虫歯や知覚過敏などを予防する効果が期待できるといわれています。

フッ素には酸性のものと中西のものがあるのですが、ホワイトニング前後に使用できるのは中性のみで酸性のフッ素はホワイトニング前に使用しないことが推奨されています。

 

ホワイトニング前にフッ素を使用するとホワイトニング効果が阻害される理由として、

①フッ素はカルシウムと結合しやすい

歯の成分であるカルシウムとフッ素は親和性が高く結合しやすい性質をもっており、フッ素と歯のカルシウムが結びつくとホワイトニング効果を阻害しかねません。

歯の表面でフッ素とカルシウムが結合して「フッ化アパタイト」ができると、酸への抵抗力が生まれ虫歯予防につながりますが、一方でホワイトニング薬剤に対する抵抗力も高まるためホワイトニングの効果を阻害してしまうというわけです。

 

②酸性のフッ素は効果を弱めてしまう

ホワイトニング効果はpHの影響を受けやすく、一般的にアルカリ性のほうが高いホワイトニング効果を期待することができますが、反対に酸性だとホワイトニング効果が半減するといわれています。

そのためホワイトニングを行う前に酸性のフッ素を使用していまうと、ホワイトニング効果を阻害することにつながりかねません。

 

③イオン化したフッ素も効果に影響を及ぼす

歯医者さんで使用する「過酸化尿素」や「過酸化水素」を用いたホワイトニング薬剤は、歯の内部で挽回してフリーラジカルという成分を発生させてます。

そしてそのフリーラジカルによって歯の着色の原因である色素分子が分断されることで歯が白く明るくなるのですが、イオン化したフッ素を使用するとフリーラジカルと結合してしまいホワイトニング効果を阻害します。

 

 

市販の歯磨き粉によっては歯の表面をコーティングする作用を持ったフッ素配合の製品があり、ホワイトニング前にフッ素入り歯磨き粉を使用してしまうホワイトニング効果を阻害しかねません。

ホワイトニングを受ける前に歯磨きをして清潔な状態にしておきたいと考える方もいると思いますが、ホワイトニング前はフッ素入り歯磨き粉を使わないようにしましょう。

 

ホワイトニング前にフッ素入り歯磨き粉を使うとホワイトニング効果を阻害してしまいますが、ホワイトニング後であれば使っても問題ありません。

ホワイトニングを行った直後の歯は吸収率が高まっているため、ホワイトニング後のタイミングでフッ素を使用すれば効果的には質強化や虫歯予防を行うことができます。

 

フッ素にはコーティング作用があるため、過酸化水素を用いたホワイトニング薬剤を使用する場合は歯に浸透しづらく、ホワイトニング前にフッ素の使用を推奨しない歯医者さんもいます。

しかし、当店のホワイトニングサロンでは、歯の表面に付着した着色汚れを落とすため、普段からフッ素の歯磨き粉を使用している場合でもホワイトニング効果が阻害されません

 

 

 

 

当店は、歯のホワイトニング専門店です。

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