【手洗い・マスクに加えて口腔ケア】
みなさんこんにちは❄️
ウイルスと歯周病の関係
2019年末に中国で感染者が確認されて以降
世界各国で猛威を振るい続けている新型コロナウイルス感染症。
口腔ケアとウイルス感染症の関係については多くの研究調査が行われ、
歯周病や虫歯があって、口の中に細菌が多い人は
インフルエンザに感染しやすいことが多く報告されてきました。
歯周病が原因でウイルスが体内に侵入しやすくなる?!
口腔内の粘膜は、ウイルスが体内に入り込むのを防ぐ防御壁の役割をしています。
口の中に歯周病菌が増えると、歯周病菌が作り出す
タンパク質分解酵素『プロテアーゼ』を生み出します。
この酵素には口腔内粘膜を破壊するなどの作用があると言われています。
そのため、ウイルスが容易に粘膜に吸着し、体内に
侵入しやすくなってしまうということです。
ウイルスの予防に口腔ケアが有効?
先述した通り、歯磨きなどの口腔ケアは、
インフルエンザへの感染リスクを下げることが明らかになっています。
新型コロナウイルスに対して有効かどうかは
まだまだ検証をする必要があり、少なくとも口腔内の細菌
(歯周病菌、虫歯菌等の悪い菌)を少なくし口腔環境を整えることによる
デメリットはないと考えられるので、日頃の口腔ケアはしっかり行うに
こしたことはありません。
口腔内の粘膜はウイルスが体内に入る前の最初の防御壁です。
このバリアを通行に働かせるため、口腔ケアをしっかり行いましょう。
口腔ケアには、
・自分で毎日歯ブラシするセルフケア
・自分では取れない歯石やバイオフイルムを歯科医院などで除去するプロフェッショナルケア
があります。
セルフケアとプロフェッショナルケアをしっかり行いましょう。
唾液の効用
唾液は99%が水分ですが、残りの1%の中に
100種類以上の成分があり、この中に抗ウイルス・抗菌作用をもつ
免疫物質が含まれています。
唾液のlgA(免疫グロブリンA)という抗体が、
免疫物質の中でとても大切な役割をしています。
この成分が低下すると呼吸器系の感染症にかかりやすくなると言われています。
対策と予防
歯科の視点からできることは対策と予防は大きく3つあります。
1、口腔細菌を減らす
歯周病菌などを増やさない様に、セルフケアとプロフェッショナルを
しっかり行い口腔内の細菌を減らしましょう。
2、唾液量を増やす
お口周りの筋肉や舌を動かしストレッチし、
しっかりよく噛み、唾液を増やしましょう!!
3、鼻呼吸する
マスク生活が長引き、マスクの中で気づいたら口をあけて呼吸してる人が
増えてるそうです。
マスクを着用したとしてもお口を開けて呼吸をしていると
閉じている時よりも口の中が乾き、唾液量が減ってしまいます。
(マスクが全く効果ないわけではありません)
あなたは口呼吸になってませんか?
少しの意識から、体は守れます。
手洗い・うがい・口腔ケア
をしっかり続けていきましょう♪
当店はホワイトニングサロンです♪
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