【歯周病が進行すると・・・？】
みなさんこんにちは！
歯周病とは日本人の約7割が発症していると言われているとても身近な病気です。
しかし、その身近さゆえに軽視されがちで、初期段階では自覚症状がほとんどなく、
痛みもない為気づかずに放置されることがほとんどです。
今回は歯周病が進行するとどうなるのかや
症状やリスクについてご紹介していきます。
歯周病の初期症状
①歯茎の出血や腫れ
・出血が頻繁になる
歯茎が炎症を起こすと、毛細血管が壊れやすくなり、
少しの刺激でも出血してしまいます。
通常出血ががないかい見られる場合は、歯周病が疑われます。
・歯茎が赤く腫れる
健康な歯茎はピンク色ですが、炎症を起こすと赤みを帯び腫れます。
この状態が長期間続くようであれば、早めの治療が必要です。
②口臭の増加
・口臭が気になる
特に朝起きた時や空腹時に口臭が強くなるのは、
細菌が増殖している証拠です。
自濁的な口臭がある場合、歯周病の初期段階の可能性もあります。
・他人に指摘される
自分では気づきにくい口臭も他人から指摘されることで初めて気づくこともあります。
口臭が気になる場合は、歯周病の可能性を疑い、適切な対処が必要です。
歯周病が進行すると・・・？
①歯がぐらつく、抜けるリスク
・歯の動揺
歯周病の進行により、歯を支える骨が失われ、
歯が不安定になる為、噛むときに違和感が生じたり、歯が揺れることがあります。
・歯が抜ける
歯槽骨が大幅に破壊されると、歯を支えることができなくなり、
最終的には自然に抜けてしまいます。
失った歯は義歯やインプラントで補う必要がありますが、
早期に治療することでこのリスクは軽減できます。
②歯周病がもたらす健康被害
・糖尿病
歯周病が進行すると血糖値をコントロールしにくくなる可能性があります。
糖尿疾患者が歯周病にかかると症状が悪化しやすく、逆に歯周病が糖尿病の悪化要因にもなり得るため、
定期的な歯科検診が推奨されます。
・心臓病
歯周病菌が血流にのって体内に入り込むと、
動脈硬化のリスクが高まるとされています。
特に心臓病との関係が深いとされ、死守病が心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める
という研究結果も報告されています。
・低体重出生や早産のリスク
妊娠中の女性が歯周病にかかると、低体重出生や早産のリスクが高まります。
歯周病がもたらす炎症物質が胎児に悪影響を及ぼす可能性がある為、
妊婦の口腔ケアは特に重要です。
このように歯周病は重たい病気に関わってきます。
歯周病の予防や治療には、
毎日のセルフケアや定期的な歯科医のサポートが不可欠
です。
特に歯周病が進行するとセルフケアだけでは改善が難しくなる為、
早めに予防習慣を取り入れることが重要です。
そして日々のセルフケアでは、正しい歯磨きやデンタルフロスの使用など、
セルフケアを習慣化することが大切です。
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