【女性ホルモンは歯を悪くする!?】
こんにちは🐈
お口の病気でよく聞く「歯周病」。
実はこの歯周病、男性よりも女性の方がなりやすいことをご存知でしょうか??
ホルモンは体のいろいろな働きを調整する重要な物質ですが、女性ホルモンには歯周病を誘発し、進行させてしまう作用があります😱
そこで今回は、女性ホルモンと歯周病の関連性についてお話しさせていただきます🗣️
女性の身体は思春期(10〜15歳頃)に入るとエストロゲン(卵巣ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが分泌され、それぞれには「妊娠の準備」や「女性らしい身体づくり」、「妊娠の維持」の役割があります。
一方でこれらのホルモンは、プレボテラ・インターメディアという特定の歯周病菌の増殖を促進する働きがあり、歯周組織の炎症を悪化させてしまいます😣
思春期は分泌される女性ホルモンの増加が毛細血管に影響し、炎症反応が過度に起こりやすくなってしまいます。
さらに、試験勉強などで夜型の生活になったり、学校や人間関係のストレスなどが原因で免疫力が低下したりすると歯茎に炎症が起こります😫
・いつもより歯茎が腫れている
・歯磨きをすると出血する
・口臭がする
などの症状が見られたら思春期性歯肉炎が疑われます!!
さらに、女性は妊娠されることもあるかと思いますが、その際にもお口の中に異常が起こることがあります。
妊娠中の女性はエストロゲン、プロゲステロンの分泌が特に増加します。
また、妊娠中は全身が敏感になる時期でもあります🤰
・つわりで歯磨きをするのが気持ち悪い
・繰り返し吐いてしまう
・食事の好みが偏ってしまう
などといったことから、口内環境が乱れ、歯周病を発生してしまうことがあります。
妊娠中に歯周病にかかってしまうと、低体重児が産まれてくる確率が健康な妊婦さんに比べると7倍に上るという報告があるそうです😱
歯周病菌が歯茎の血管や歯周ポケットを通過し、全身を巡り胎盤を通して胎児の健康を害すると考えられています。
なるべくお口の中を清潔に保ち、歯磨きが難しい場合は食後にうがいをするなどしてお口の中を清潔に保つようにしましょう👄
そして、更年期(45〜55歳頃)になった際には、女性ホルモンの分泌が減少し始めます。
特にエストロゲンの急激な減少により更年期障害と言われる、身体の不調が起こり、様々な体調の変化が重なります😣
口腔内に出る症状として多いものは、ドライマウスや口臭、舌がヒリヒリしたり味覚が変化する舌痛症などの症状です。
また、閉経後は卵巣機能の低下によりエストロゲンの分泌が減少し骨粗鬆症が引き起こされることもあります。
骨粗鬆症は足や腕の骨だけでなく、歯を支えている歯槽骨にも影響を与えていることがあります!
骨粗鬆症に罹ってしまった方は、歯周病にもなりやすいという報告もあるそうなのでビタミンDやカルシウムを積極的に摂取しましょう🍄🧀
歯周病と女性ホルモンの関係についてお伝えしましたが、全ての女性が
必ずしも歯周病にかかってしまうわけではありません。
歯周病は普段からのセルフケアの徹底、定期的な歯科医院での検査、クリーニングを受けていただくことで予防できます⭕️
歯周病にならないためにも、できることから始めていきましょう🪥🦷
当店はセルフホワイトニング専門です🦷
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