【歯ぎしりと知覚過敏の関係性】

みなさんこんにちは^^

 

 

ホワイトニングサロン名古屋栄本店です!

 

 

 

みなさんのなかで無意識に歯ぎしりをしている人いませんか?

 

歯ぎしりと知覚過敏は無関係だと思っている人は多いかと思います。

 

しかし実は歯軋りによって歯が欠けると知覚過敏を起こしやすくなります。

 

 

今回は歯ぎしりと知覚過敏の関係性について詳しく解説していきます。

 

 

 

歯ぎしりとは

 

 

一言で歯ぎしりと言っても、実は歯ぎしりの中にも3つの種類があります。

 

・グライティング

 

上下の歯を噛み合わせた状態ですり合わせる行為のことです。

歯が全体的に擦り合わさるので、全体的に歯の長さが短くなります。

 

 

・クレンチング

 

食いしばりをしている状態です。

歯に垂直方向の力がかかるので圧力が過度にかかると歯が欠けてしまうこともあります。

 

 

・タッピング

 

歯同士をカチカチと噛み合わせることです。

クレンチングのように垂直方向に力が加わるだけでなく、

何度も噛み合わせるので歯がかけやすいです。

 

 

そしてこの中でも最も注意すべきはグライティングです。

 

 

歯が全体的に欠けてしまい象牙質が露出する可能性が高いからです。

 

知覚過敏は歯のエナメル質が削れてしまい象牙質が露出すると起きます。

クレンチングやタッピングでも歯が欠けてしまうリスクがありますが、

グライディングに比べたら大したことはありません。

グライディングをしている患者さんの多くは象牙質が露出して知覚過敏を発症しています。

 

またグライディングをしている患者さんは歯の噛む面だけでなく、

歯と歯茎の間に強い負担をかけています。

 

歯はゆみのようにたわむことがあり、たわみが強くなるとエナメル質が剥がれ落ちてしまいます。

エナメル質が剥がれ落ちただけでも象牙質が露出するので知覚過敏になってしまうのです。

 

 

 

なぜ知覚過敏になる?

 

 

まず象牙質の中には象牙細管と呼ばれる細い管が通っています。

象牙細管は歯の神経とエナメル質近くまで通っています。

管の形をしているので、この二箇所は繋がっています。

もしグライディングなどの理由でエナメル質が欠けてしまうと象牙細管が口の中に開いてしまいます。

 

この象牙細管内に温度刺激や液体が刺激として侵入すると、

痛み刺激となり神経を刺激するのです。

 

 

 

知覚過敏の治療法

 

 

①薬剤で象牙細管を塞ぐ

 

知覚過敏の治療に使われている薬剤で有名なものとして、

硝酸カリウム、乳酸アルミニウムが挙げられます。

乳酸アルミニウムは象牙細管を塞ぐ働きがあり、

硝酸カリウムは痛み止めの働きがあります。

 

 

②レーザーで象牙細管を塞ぐ

 

乳酸アルミニウムと同じように象牙細管を塞ぐ働きがあります。

薬剤はどうしても液体なので知覚過敏で痛みを訴えている人にとって辛い場合があります。

そんな患者さんにはレーザーで象牙細管を塞ぐようにします。

 

 

③欠損があれば修復する

 

歯ぎしりの中でもグライディングをしていると歯と歯茎の間の部分のエナメル質が剥がれ落ちてきます。

この欠損が原因で知覚過敏が起きている場合はプラスチックの詰め物などで修復をして象牙細管を塞ぎます。

欠損範囲あ広い場合に適応されます。

 

 

 

④神経を抜く

 

痛みが強く何もできないという患者さんには、歯の神経を抜く処置をすることもあります。

神経を抜いてしまうと元には戻せないので、

どうしても我慢できない痛みや患者さんからの強い希望がなければ行いません。

 

 

このように歯軋りをしている人は知覚過敏になるリスクが高くなります。

 

知覚過敏の治療は歯医者へ行けば受けることができますが、歯軋りを予防することも大切です。

 

もし歯軋りや知覚過敏で悩んでいる方がいたら、

早めに歯科医院を受診するようにしましょう。

 

 

 

当店はホワイトニングサロンです。

 

 

 

 

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