【偉人たちの歯の歴史】
みなさんこんにちは🫧
キラッと輝く白い歯はみんなの憧れですよね✨
でも、平安時代や江戸時代は真っ黒に染めた歯である
『お歯黒』が女性の身だしなみでした。
現代でいう、白くみせるホワイトニングのようなものではなく
『漆黒(しっこく)』であることが美しいとされてたそうです。
そしてお歯黒の成分である『タンニン』には歯を守る効果があったため
結果的に虫歯予防に繋がってました✨
(タンニンとは、お茶やカキの実などに含まれている渋い味の成分の事です。)
このお歯黒は、古く紀元前からすでにあったと言われており、
あの聖徳太子もお歯黒をしていたそうです。
明治初期に『お歯黒禁止令』が出され、そのあとは
廃れてしまいましたが、歯を美しくみせようという思いは
現代にも通じるものがありますね^^
ワシントンはなぜしかめ面なのか?
虫歯や美白、矯正など現代でも歯に対する悩みは付きませんが
歴史上人物も、さまざまな歯の悩みを抱えていました。
エリザベス1世は、歯痛に苦しみながらも歯を抜く勇気はなかったそうです。
そこで、牧師と宮廷歯科医は女王のもとに呼ばれ、説得のために
牧師は女王の面前で歯を向かれました。
その姿を見せて、女王に歯を抜く決心をさせたといいます。
またフランスの太陽王ルイ14世が虫歯を抜いた時は
ひどい手術だったため、鼻まで貫通したなどとか話があります。
スウェーデンのグスタフ王や当時の権力者たちは
歯痛のためにいつも苦虫を噛み潰したような顔をしており
そのため、狂気に満ちた政治を行ったと言われています。
アメリカ大統領だったワシントンは、28歳の頃から入れ歯を使い
晩年まで入れ歯で苦しんでいたそうです。
ドル紙幣の顔が膨らんで、しかめ面にみえるのは
口を閉じ、含み綿をしているためです。
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