【歯周病が移る原因】
みなさんこんにちは!
歯は一生ものという言葉を耳にしたことはありませんか?
歯は一生ものであり、小さな子供がいる家庭では、
歯の健康を気遣っている方も多いかと思います。
今回は歯周病が移る原因について詳しく解説していきます。
歯周病が移る原因
口の中に元々いなかったはずの歯周病菌が赤ちゃんにうつる原因としてあげられるのが、
母親などの周囲の大人からの感染です。
乳児期に食べ物を噛み与えることで、お母さんの唾液に含まれる原因菌が子供に感染してしまう可能性があります。
妊娠中はホルモンバランスの変化や唾液の分泌量の減少により、
歯周病になりやすいほか、出産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、
歯磨きが不十分になりがちなため、子育て中のお母さんは歯周病には注意が必要なのです。
歯周病の原因菌は唾液を介してうつることから、
食べ物の噛み与え以外に、キスや箸、スプーンの共用などにより、
歯周病菌を相手にうつしてしまう恐れがあります。
歯周病を予防するには?
歯周病菌がうつったからと言って、必ずしも歯周病になるとは限りません。
原因菌以外に免疫力やストレス、噛み合わせなどの様々な条件が重なることで歯周病は発症しやすくなります。
特に次のような対策は発症しにくくなります。
①プラークコントロールの徹底
歯周病菌は、歯に付着した歯垢(プラーク)の中で増殖することから、
歯周病を防ぐためには、プラークコントロールによって、口の中の原因菌を
減らすことが大変重要になります。
プラークコントロールは歯ブラシの他歯間ブラシやデンタルフロスなどを使った、日常的な歯磨きで歯垢を落とすセルフケアが大切です。
しかし、セルフケアでは十分に汚れを落としきれないため、
定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けて、
歯周ポケットに溜まった汚れを取り除く必要があります。
②歯周病の二大危険因子の対策
歯周病のリスクとなる原因として、喫煙と糖尿病があります。
歯周病は、これらの要因によって引き起こされることから、プラークコントロールと合わせて二大危険因子への対策を行うことが大切です。
喫煙はタバコのニコチンや一酸化炭素が免疫機能の低下や治療の妨げにつながるため、
歯周病の症状が見られる場合は禁煙が必要です。
また糖尿病になると炎症が起こりやすくなるため、
歯周病が悪化しやすく、糖尿病にも悪影響を与えることから、
歯周病と同時に糖尿病の治療が必要となります。
歯周病をうつさないために
歯周病菌は噛み与えや食器の共用などの際に、唾液を介して感染することがわかっていますが、
だからと言ってスキンシップを止めることが根本的な解決にはなりません。
まずはお子様やパートナーにうつさないためにも、ご自身が歯周病の治療を受けて口の中の細菌数を減らす必要があります。
さらに、相手に歯周病菌をうつしてしまったとしても、
歯周病を発症させないことが大切です。
お子様のプラークコントロールをしっかり行う、
パートナーの喫煙などの生活習慣を見直すなど、
歯周病の危険因子を取り除くことで、歯周病は防ぐことができます。
率先して歯周病予防をしていき、キレイな口内環境を維持できるように
日頃からケアを意識していきましょう。
当店はホワイトニングサロンです。
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