【歯茎から膿がでる?その原因と治療法】
こんにちは!
名古屋ホワイトニングサロン栄本店です☆☆
膿というのは、何らかの感染により炎症が起こった結果出てくるものです。
歯茎から膿が出てくる場合も、それは何らかの感染、炎症が起こっているサインだと考えられます!
怪我などで皮膚から膿が出る場合には放置しても完治することもありますが
歯茎から膿が出る場合、何らかの治療が必要になっている状態がほとんどです。
今回はその原因と治療法についてご紹介していきます!
①歯周病
歯周病は歯茎の炎症が起こるとともに歯を支えている骨が破壊されていく病気です。
歯周病が重度に進行していくと歯茎から膿が排出されるようになり、
場合によっては歯茎が膿を持って大きく腫れ強い痛みを出すこともあります。
歯茎から膿が排出されるくらいの歯周病はかなり進行した状態ですので
ぐらつきなどの症状が強く、
周囲の歯への影響が懸念される場合には抜歯が必要になる場合もあります。
まだ残せる状態であれば、歯の周囲の歯石や汚れをきれいに取り除き
炎症を鎮める処置が必要です。
また、歯茎の状態を改善するために患者さんと相談の上
歯茎の手術を行う場合もあります。
②根尖性歯周炎
歯の内部の神経のない歯、神経が壊死した場合に起こることがある病気で
歯の根っこの先端に膿が溜まって歯茎に膿の袋を作り、そこから膿が排出されます。
この場合には歯根の先端周囲に膿の袋ができ、
ニキビのような見た目となって膨らんだりつぶれたりということを
繰り返すことも多くあります。
このような状態になっているときには慢性炎症化しているため、あまり痛みを感じることはありません。
ですが、放置すると悪化してしまい抜歯が必要になる恐れもありますので
早めに歯根の治療を受ける必要があります。
③歯根破折
神経を抜いた歯に時々見られるもので
歯の根っこが割れてしまっている状態です。
神経を抜いた歯は弾力性が失われて脆くなるため、歯が割れやすくなります。
結果的に噛む力に負けて真っ二つに割れてしまうことがあり
そこから細菌感染を起こして周囲に膿を溜め、歯茎から膿が排出されます。
歯根破折の場合の多くは抜歯となりますが
割れ方によって複数の歯根がある歯の場合は一部歯根を残せることもあります。
歯茎から膿が出る場合のほとんどが上記3つのケースのいずれかですが
そのほかにも、親知らず周囲の歯茎に炎症が起きで膿が出るケース、
インプラント周囲に感染が起こって膿が出るケースなどもあり、
また、稀なケースではありますが歯茎のガンで膿が出ることもあります。
いずれにしても歯茎から出る膿というのは良くない兆候ですので
早めに歯科を受診して原因を突き止め、適切な治療をすることが大切です。
もしかしたら、、と心当たりのある方は
かかりつけの歯科医院でなるべく早めに相談するようにしましょう!
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