【神経を抜いた歯はなぜ変色するの?】
みなさんこんにちは♪
みなさん、歯医者で歯の神経を抜いたことはありませんか?
歯が死ぬこと(失活歯)で起こる変色について元々知っている方もいるかもしれませんが、
なぜ変色するのかご存知でしょうか?
今回はなぜ神経を抜いたら変色してしまうのか
ご説明していきます。
歯の神経を抜くとどうして変色するの?
生きている歯(生活歯)と死んでいる歯(失活歯)では、色の原因部分が異なります。
生活歯であれば象牙質自体の色が原因ですが、
失活歯であれば象牙質内の細管の中に入り込んでしまった物質が変色の
原因になります。
歯をぶつけたりすると、歯髄内で出血が起こります。
また虫歯などにより歯髄内に細菌が入り込むと、細菌をやっつけるためにリンパ球などの防御を働かせようとし、血流量が増加します。歯の根の先部分の歯髄は細く、その歯に流血する血液が少なくなると、
硬い象牙質で覆われている歯髄内の圧力は高くなり、
やがて歯髄が死んでしまいます。
歯髄のお肉が壊れたものと血液中の鉄分が象牙細管に入り込み、
それが変色し色が暗くなっていきます。
また、神経の治療をしたときも同じ様に血液の成分などが細管内に入り込むことで変色していきます。
変色してしまった歯の治療方法
失活歯の変色への治療方法は様々です。
まず、一つ目が被せ物です。
変色した歯をぐるりと削り、被せ物を被せる方法。
脆くなってしまった歯を補強でき、歯がかけていたり変色が著しい場合は被せ物が一番です。
ただし、歯を削らなければならない点では注意が必要です。
二つ目は歯のマニキュアです。
歯の表面に色を塗る方法で、すぐに白くはなりますが、
噛み合わせによりすぐに剥がれてしまったり、
歯に厚みが出るので唇に違和感があったりするので、
その点を理解した上でのご利用をお勧めします。
歯のマニキュアは即効性はありますが、あくまでも
一時的に歯を白くするものとなります。
他にもオフィスホワイトニングなど治療方法は様々ですが、
適した条件、どんなことを望んでいるのかを踏まえた上で慎重に選ぶ必要があります。
歯の変色にお悩みの方はまずかかりつけの歯科医院でしっかり相談をすることをお勧めします。
当店はホワイトニングサロンです。
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