【学校の歯科健診で聞く専門用語について】
こんにちは🐈
です🐾
秋になると様々な学校、就学前検診などで歯科検診が実施されていますよね👩⚕️
隣で聞いていると「それってどういう意味だろう?」と感じたことはありませんか?
また、Cや/といった記号が記された結果表を受け取った保護者の方の中には、その意味がわからない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、学校の歯科検診で用いられる専門用語について学んでみましょう🦷
まずは歯の本数について理解しましょう!
乳歯の数え方は前歯から順にA、B、C、D、Eとアルファベットで表され、合計20本、永久歯は前歯から始まり、1、2、3、4、5、6、7、8と数字で表され、合計32本あるそうです。
ただし、8番目の歯は親知らずであり、中には生えない方もいます。
乳歯から永久歯の生えかわりは個人差がありますが、6歳頃から始まり12歳頃に完了、つまり乳歯のA~Eが永久歯の1~5へ生え変ります。
6番目の歯は6歳頃に生えることから6歳臼歯、7番目の歯が12歳頃に生えることから12歳臼歯と呼ばれています。
では次に、歯科検診ではどの様な検査をするかご存知ですか??
お口の健康状態を把握するために、以下の項目をチェックします。
・虫歯の有無→虫歯の進行状態や未処置歯などを調べる
・歯肉炎の有無→歯ぐきに炎症が起きていないかを調べる
・歯ならびと噛み合わせ→歯ならびと噛み合わせに問題ないか確認
・乳歯の状態→乳歯の生えかわりの状況や健康状態を確認
・歯垢や歯石の付着具合→歯垢や歯石が蓄積していると虫歯や歯肉炎の原因となるため、定期的な除去が必要になる
・その他の所見→舌や唇、お口の粘膜、顎関節などの異常確認
これらの項目があります。
続いて検診中に聞こえてくる、COや斜線はどの様な意味がある??
「右上DがCO」「下、EからEまで斜線」など耳にしたことがある方も多いかと思います。
Cとはカリエス=虫歯を意味しており、Oはオブザベーション=観察を意味しています。
そのため「右上DがCO」の場合は「右上の前から4番目の乳歯に要経過観察の歯があります。」という意味になるそうです。
歯科医院の検診では進行度によってC0~C4と応じて細かく分類されているそうですが、学校の歯科検診ではC(虫歯)かCO(要経過観察)という形で表されます。
斜線(/)とは、虫歯がない健康な乳歯や永久歯を指します。
「下、EからEまで斜線」の意味は「下の歯の乳歯が10本すべてが生えそろっていて、虫歯もありません。」という意味です。
さらに、以下の記号も使われているそうです。
G:歯肉炎(歯ぐきの腫れ)
GO:軽度の歯肉炎
ZS:歯石
○:治療済みの歯
△:歯がない状態
×:注意が必要な乳歯
保育園や学校で行われる歯科検診の目的は、子どもに歯の健康の重要性を理解してもらうと同時に、問題を早期発見し予防や治療につなげることです。
ただ、集団検診となるため特に小さな虫歯は見逃されやすいので、学校の歯科検診に頼るだけでなく歯科医院での定期的な検診が重要になってきます。
歯科医院での検診は、虫歯や歯ならびなど問題の早期発見に加え、クリーニングや歯みがき・仕上げみがきのアドバイス、フッ素塗布による歯質の強化など行ってくれます。
歯科検診の頻度はお口の状態によって異なりますが、3~6ヵ月に1回が目安となっており、お子さんの歯に虫歯や痛みが見られない場合でも、定期的にフッ素塗布やクリーニングを受けることをおすすめします。
このように歯科の知識がつくことで、自分自身や家族のお口の健康に関する意識も高まってくるかと思います!
歯科検診はお口の健康を守る手段ですので、定期的に受けることでお口の問題の早期発見と予防につながります🏥
この機会にご家族全員で歯科医院を受診し、より精密な歯科検診を受けてみませんか??😄
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