【歯ぎしりと知覚過敏の関係】
こんにちは!
名古屋ホワイトニングサロン栄本店です☆☆
歯ぎしりと知覚過敏は無関係だと思っている人は多いです。
しかし、歯ぎしりによって歯が欠けてしまうと
知覚過敏を起こしやすくなることをご存知でしょうか?
今回は歯ぎしりがなぜ知覚過敏につながるのか、ご紹介していきます!
一言で歯ぎしりと言っても、実は歯ぎしりのなかにも3つの種類があります。
①グライディング
グライディングは上下の歯を噛み合わせて状態で擦り合わせる行為のことです。
歯が全体的に擦り合わさるので全体的に歯の長さが短くなります。
②クレンチング
クレンチングは食いしばりをしている状態です。
歯に垂直方向の力がかかるので
圧力が過度にかかると歯が欠けてしまうこともあります。
③タッピング
タッピングは歯同士をカチカチとかみ合わせることです。
クレンチングのように垂直方向に力が加わるだけでなく
何度もかみ合わせるので歯がかけやすいです。
この歯ぎしりの中で最も注意すべきはグライディングです。
理由は歯が全体的に削れてしまい象牙質が露出する可能性が高いからです。
知覚過敏は歯のエナメル質が削れてしまい象牙質が露出すると起きます。
クレンチングやタッピングでも歯が欠けてしまうリスクがありますが
グライディングに比べればたいしたことはありません。
グライディングをしている人の多くは象牙質が露出して知覚過敏を発症しています。
またグライディングをしている人は歯の噛む面だけでなく、
歯と歯茎の間に強い負担をかけています。
歯は弓のようにたわむことがあり、
たわみが強くなるとエナメル質が剥がれ落ちてしまいます。
エナメル質が剥がれ落ちただけでも象牙質が露出してしまうので、
知覚過敏になってしまうのです。
ではなぜ、象牙質が露出しただけで知覚過敏になるのでしょうか?
象牙質の中には象牙細管と呼ばれる細い管が通っており、
その象牙細管は歯の神経とエナメル質近くまで通っているので、
この2か所は繋がっています。
もしグライディングなどの理由でエナメル質が欠けてしまうと
象牙細管が口の中に開いてしまいます。
この象牙細管内に温度刺激や液体が刺激として侵入すると
痛みや刺激となり、神経を刺激するのです。
歯ぎしりをしている人は知覚過敏になるリスクが高くなります。
知覚過敏の治療は歯医者へ行けば受けることができますが、
歯ぎしりを予防することも大切です。
歯ぎしり予防にはマウスピースを制作するのが最も効果的です。
知覚過敏は放置しておくと痛みが強くなり、日常生活にも支障が出てしまいます。
そうならないためにも、歯ぎしりによって知覚過敏が発症しているかもと
心当たりのある方は知覚過敏の原因を歯科医院で診断してもらい
しっかりと治療をしましょう!
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