【歯科心身症って知ってますか?】
こんにちは!
名古屋ホワイトニングサロン栄本店です☆☆
歯に全く異常が認められないのに、歯の痛みを訴える方が時々いらっしゃいます。
このような場合、歯科心身症が原因になっている可能性があります。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
歯科心身症は、歯の痛み以外にもお口の中で様々な自覚症状を引き起こすことがあります。
どんなに調べても原因が特定できないため、症状が改善されないだけではなく
不必要な治療を受けてむしろ症状が悪化してしまうこともある
歯科心身症というものが何なのか、ご紹介していきます。
主な歯科心身症として、以下7つのものが挙げられます。
歯科治療ではなかなか改善されない場合、
もしかするとそれは歯が原因ではない可能性があり
場合によっては心理療法や薬物療法が効果的な事があります。
1:非定型歯痛
歯には何も異常が見当たらないのに痛みを感じたり、
歯の治療をした後に原因不明の痛みが続くといった状態の事をいいます。
通常、歯に痛みがある場合抜歯や歯の神経を取る治療などで
痛みがなくなるのが普通ですが、処置を繰り返しても頑固な痛みが続く事があり
そのような場合は非定型歯痛の可能性があります。
この症状は比較的中高年の女性に多く見られる事がわかっています。
2:口臭恐怖症
特に口臭はないのにも関わらず、自分で口臭があると思い込んでしまい
悩んでしまっている状態になります。
体臭がないのにあると思い込んでしまう「自臭症」の一つであり
真面目で繊細な人、几帳面な人に多く見られます。
自分の匂いが気になりすぎて、
対人関係や日常生活に支障をきたしてしまう事もあります。。
3:舌痛症
舌に全く異常が認められないのに、
舌が焼けつくようにピリピリする痛みだけの症状が長期間にわたり続く状態です。
痛みは起きてから寝るまで続き、その痛みの強さには波があります。
ただし、通常眠れなくなるほどの痛みはありません。
心理的なストレスと密接な関係があると言われており、
特に40代以降の中年女性に多く見られるため、更年期障害とも関係があると考えられています。
4:噛み合わせの異常感
調べても噛み合わせに異常は見当たらないのに、異常を感じる状態です。
歯を治療した事により、詰め物や被せものを装着した事がきっかけになる事もあります。
神経質な人によく見られ、噛み合わせを気にしすぎて余計に神経が過敏になってしまい
ご自身で丁度いいと感じる噛み合わせがわからなくなってしまいます。
5:顎関節症
歯科心身症が原因で顎関節症が起こる事があります。
心理的なストレスがあると、歯ぎしりや食いしばりといった現象が起こりやすくなり
これが顎関節症の大きな原因になっています。
6:お口やお口周りの異常感
口の中に常に何かある、ヒリヒリする、常に何らかの味がする、
顎が歪んでいるかんじがする、といったようなお口の中の違和感、異常感を感じる状態の事を言います。
7:歯科治療恐怖症
歯科治療に対して異常な恐怖感を持っており、まともに治療が受けられない状態の事を言います。
かつて受けた治療がトラウマ的に残っており、
歯医者で治療を受ける事を想像しただけで気分が悪くなったり息苦しくなったりします。
最近は笑気麻酔なども利用する事で出来ますので、
あまりにも恐怖感の強い方は一度担当のお医者様に相談してみてくださいね。
ここまでご紹介した歯科心身症という症状ですが、
誰にでも起こりうる病気です。
歯が痛いけど虫歯はないと言われた、、など、思い当たる事がある方は
一度かかりつけのお医者様にご相談くださいね。
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