【永久歯の構造】
みなさんこんにちは !!
永久歯はエナメル質、象牙質、歯髄、セメント質によって構成されています。構造こそ乳歯と違いはありませんが、永久歯はエナメル質や象牙質の厚さが乳歯の2倍あるのが特徴です。
永久歯は親知らずを含めると全部で32本あり、切歯(せっし)、犬歯(けんし)、臼歯(きゅうし)の3種類に分類されます。切歯は食べ物を噛み切る、犬歯は食べ物を切り裂く、臼歯は食べ物をすりつぶす役割を持っています。
乳歯の下には永久歯が待機しています。乳歯の根の吸収が進行し、ほぼ歯冠部のみの状態になると、乳歯は抜けて永久歯が生えてきます。
6歳頃に最初の永久歯である第一大臼歯が生え12歳頃までに28本の永久歯が生え揃います。
第三大臼歯と呼ばれる親知らずは、一般的には計4本あります。親知らずは10代後半から20代前半に生えてきますが、中には親知らずが元々ない、あるいは4本揃っていないといった方もいます。
永久歯が虫歯になることのリスクとしては
歯周病と同じく、虫歯は歯を失う大きな原因となります。初期の段階で進行を防ぐことができればよいのですが、虫歯が進行して歯質が崩壊している場合、歯科治療が必要となります。
また、重度の虫歯の場合には抜歯しなければならないケースもあります。
永久歯が虫歯になって抜歯することとなった場合、歯がないままの状態が続くと咀嚼機能の低下や歯並びの悪化といった問題が発生します。
そのため、歯を補うためにインプラントや入れ歯、ブリッジなどの治療を選択しなければなりません。
虫歯の原因は、歯に付着する歯垢(プラーク)中の虫歯原因菌です。
そのため、虫歯を予防するには歯垢の除去が第一となります。歯垢を除去するには、毎日のセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアの両立が不可欠です。
セルフケアにおいては、歯ブラシを使ったブラッシングだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシを用いて歯の隙間の歯垢を取り除く必要があります。
また、定期的にプロフェッショナルケアを受けることは、セルフケアでは除去し切れない汚れを取り除くことはもちろん、虫歯など歯のトラブルの早期発見という目的からもとても重要です。
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