【「重曹歯磨き」ってどうなのか?】
こんにちは。
重曹で歯を磨くと良い、
と聞いたことがある方いますか?
答えは、絶対ダメです!!!
まず、重曹とは?からチェックしてみましょう。
重曹とは、炭酸水素ナトリウムのことです。
常温では白い粉末状のものです。
別名、重炭酸ナトリウム、重炭酸曹達(ソーダ)とも呼ばれますが、
この重炭酸曹達(ソーダ)を略して重曹、と呼んでいるわけです。
この重曹、100円均一ショップ、スーパー、薬局などどこでも手に入りますよね?
ご家庭では掃除でよく使われるようですが、料理にも使えます。入浴剤としても使えます。
それで、この掃除の際に汚れがよく落ちる、
と言う点に目をつけた人が
「重曹歯みがき」を思いついたのでしょう。
しかし、
重曹歯みがきは危険です。
1.歯が不必要に削れる
2.ナトリウム過剰摂取により、高血圧、心臓病、腎臓病の人は危険
1.歯が不必要に削れる
重曹が掃除に使われるのは、研磨効果と乳化作用の2つのメカニズムにより、
汚れが落とせるからです。
このうち、研磨効果が歯にはとても危険です。
クレンザーそのものなのです。
だから、汚れを歯ごと削り取っているので、見た目はきれいになるでしょうけれど、
歯もどんどん削れていくのです。
2.ナトリウム過剰摂取により、高血圧、心臓病、腎臓病の人は危険
これも重曹磨きを推奨している人達は警鐘を鳴らさないので要注意です。
特に口の粘膜は吸収しやすいためどんどんナトリウムが体内に入ってしまいます。
これら高血圧などの病気がある方には百害あって一利なしです。
以上、重曹を歯磨き粉として使ってはいけない理由でした。
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