【被せ物について】
こんにちは☺︎
近年オートメーション化などの技術革新で
今までは、技工士さんが歯を作っていた時代から機械が作る時代へと変わりつつあります。
歯科技工士さんの方も少なくなり
機械でまかなわないといけない部分も出てきています。
技術は日々進歩するもので、そのうち技工士の職人技が機械を越す時代が
すぐそこまできていると言われています。
CADCAMとは
歯医者さんで被せ物の種類をどれにしますか?と聞かれた時
『キャドキャム冠(カン)』と聞いたことはないでしょうか?
CAD機
コンピューター上の歯のデザインソフト
CAM機
CAD機で作られた設計図通り材料を削り出して作る機械
合わせてコンピューターで設計し、機械が歯を作ると言う感じです。
人は調整したり、誤差を修正すると言うことで機械をサポートします。
これに光学印象と言われるカメラの型取りをセットにし
今までの型取りが必要なくなると言うことです。
すごい画期的なものですよね。
型取りも苦手な先生も多いかと思います。朗報ではないでしょうか?
現在、精度の良い機械も出てきていますがまだ少し高額で
色んな医院に普及していると言うわけではありません。
自費治療のみ行なっている医院が時々あるといったぐらいです。
あと5〜10年ほどすると色々な医院でも普及するかと思います。
今現在は機械が作るのと技工士さんが最初から作る従来の方法だと
まだ技工士さんの方が作る方に軍配が上がります。
CADCAMで作成するのに代表的なものは
『セレック』
『1日で治療が終わるセラミック』があります。
◎精度はCADCAMの方がまだ精度が落ちると考えます。
CAM機の削り出す機械の削るバーよりも細い再現ができないのと
歯と歯茎の間を型どる精度が従来のシリコン印象法に比べて劣るからです。
口腔内スキャナー(カメラ)での型取りは
歯茎の近くや、歯茎よりも深く形付けた部分は精密に撮るのは不得意です。
長期的に被せ物を持たすには被せと歯の間の隙間の誤差は最重要になります。
◎色味に関して、CADCAM法で作成した歯は白いブロックを削り出すため
大体の白さは合うかと思います。
厳密に合わせるのであれば、ステイン法といって表面に色ぬりします。
ただし、噛んでるうちに剥がれたり噛み合わせ調整で色が変わったり
長期的には色の変化が起こる可能性があります。
その点、レイヤリング法と言われる色を何層にも重ねていく方法では
多少すり減っても内部に色が入ってるので色の変化を起こすことは非常に少ないです。
◎強度に関しては
1つのセラミックのブロックを削り出すCADCAMの方が硬いと思います。
ただし被せ物が硬いと今度は脱離リスクが上がります。
◎コストはCADCAMの方が機械が削る分人件費が抑えれてコストが下がります。
個人的な考えはコスト分の性能だと思います。
CADCAMは価格が安いがそれ相応のリスクがあると考えます。
自費でやったのに、すぐ被せが取れたなどとたまに聞きますが
お話を聞いているとCADCAMで作成したものだったと言うことは多いように感じます。
今後被せ物をする予定がある方や、そうなった時の為に是非参考にしてみてくださいね。
当店はセルフホワイトニング専門店です☺︎
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