【親知らずの話】
みなさん、こんばんは!!
です!!
よく「親知らずが生えてきた」と言いますが、そもそも親知らずはなぜ生えてくるのでしょうか?
まず、親知らずとはどこに生えてくるのでしょうか?
親知らずとは、大臼歯と言われる奥の歯の一番奥に生えてくる歯を指します。
大体、6歳から12歳にかけて乳歯から永久歯に生え変わりますが、親知らずは20歳前後で生えてくるとされています。
この親知らず、実は江戸時代にはもう言葉として存在していたのです!!
昔の人の平均寿命は今と違い40歳前後でした。
そのため、20歳前後で生えてくる我が子の親知らずを見ることができなかったため、「親知らず」と名付けられたという説があります。
約370年も前から存在しているこの親知らずという言葉、実は別名が存在します。
「智歯」といい、智という漢字には賢いなどの意味があります。
そのため、「成人になって知恵が付いてきてから生えてくる」ことから付けられています。
現在では、親知らず=抜く歯となっていますが、
昔は抜かなくてもいい歯だったという説もあります。
昔の人は、現代人と違い固いものをよく噛んで食べていたため、顎が発達しており大きかったそうです。
そのため、親知らずの生えてくるスペースが十分にあり、不自然な角度で生えてくることもないために抜かなくても大丈夫だったのです!
現代は、柔らかいものをあまり噛まずに食べることも多くなりました。
なので、昔と歯の生えてくる本数は変わらないのですが、顎が小さく親知らずが他の歯に圧迫され横向きに生えるなど不自然な向きに生えてしまうため親知らずは抜くものとなってしまったのです。
ただ、親知らずが生えてくる人もいれば生えてこない人もいます。
生えてこない人の中にも、親知らずが埋まったまま生えてこない人もいれば、生まれつき親知らずがない人もいます。
現代の日本人の30パーセントは生まれつき親知らずがないそうです。
またある調査では、メキシコのインディアンのほとんどは親知らずをもっており、タスマニア人のほとんどの人が親知らずを生まれつき持っていないなど人種によっても違いがあります。
もしかしたら、いずれかは親知らずが生えてこない未来が待っているかもしれませんね!!
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