【顎関節症の治療方法】
みなさんこんにちは!!
顎関節症の効果の高い治療方法が明確となっていない(それぞれの治療法の実績・証拠が乏しい)ため、
顎関節症の治療方法は、歯科医院によって異なる場合があります。
また、患者さんの症状によっても、行われる治療方法は異なると言えるでしょう。
主な治療には、次のような方法があります。
・薬物療法
顎の痛みを薬で抑えます。また、筋肉の緊張が強い場合にも薬を用いたりします。
服用している薬がある場合には、医師に伝える必要があります。
・理学療法
電気を流したり、マッサージをしたりして、顎周辺の筋肉の緊張を改善します。
筋肉をほぐして血流を改善し、痛みを軽減します。
・運動療法(リハビリ)
ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり、
顎周りの筋肉のストレッチを行い、口を開けられる量を増やしたりします。
・スプリント療法
スプリント療法とは、マウスピースを使用した方法です。
マウスピースを装着して、顎関節をリラックスさせた状態にします。
昼間はマウスピースを装着する必要がないため、日常生活への影響は少ないです。
・心理医学療法
ストレスは食いしばりなどの原因となるため、取り除く必要があります。
ブラキシズムがある場合、スプリント療法で顎や咀嚼筋への負担を軽減することができますが、
その根本原因へのアプローチも必要になるでしょう。
顎関節症は、治療によって症状を改善できますが、一度症状が改善しても、再発するケースが多いです。
顎関節症の原因に、食いしばり・噛みしめがありますが、
これらはストレスが大きく関係し、ストレスを溜めるような生活を送っていては、再発リスクを高めます。
顎関節症の症状を改善するだけでなく、その根本原因の改善が必要でしょう。
症状改善だけを行っても再発のリスクは残っているのです。
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